「明愛や千怜に帯同したい気持ちもあるが、いまはジュニア育成が一番」(永井コーチ)
昨年から年末に発表されるようになった「ゴルフダイジェストアワード」。記念すべき第40回の受賞者、受賞作品は以下の通り。
レッスン・オブ・ザ・イヤー
永井哲二氏
読者大賞
イ・ボミ
ジュニア大賞
戸髙玲奈さん
クラブ・オブ・ザ・イヤー ドライバー部門
「パラダイム♦♦♦」「G430MAX」「G430 LST」
クラブ・オブ・ザ・イヤー アイアン部門
「スリクソンZX5 Mk2」「02アイアン」「T200」
クラブ・オブ・ザ・イヤー 特別賞
「オデッセイ リミテッド エディション ジェイルバード360」
レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞した永井氏はジュニア育成に力を入れており、「社会に出てからもゴルフを楽しめるような人物になって欲しい」との思いでジュニアゴルファーたちと向き合っている。
また、永井氏は岩井明愛・千怜姉妹の小学2年生からのコーチということで、サプライズゲストとして岩井姉妹が会場に駆け付けた。
「ツアーに来て応援してくれたらもっと勝てると思います」(明愛)
「コーチのお陰でいい成績を残してこられましたが、この度はわたしたちのお陰でレッスン・オブ・ザ・イヤーの受賞、おめでとうございます!」(千怜)と、普段からの良い関係が伺えるコメントで会場を沸かせた。
永井氏も「ひとつひとつ課題をクリアしていって、今年も結果を残して欲しい」と、新シーズンの姉妹にも期待を寄せていた。
読者大賞のイ・ボミはビデオメッセージでの参加で、「読者大賞をいただきとても嬉しいです!」と喜びのコメントを会場に届けた。
ジュニア大賞を受賞した戸髙玲奈さんは、中学生で初めてスタンレーレディスホンダゴルフトーナメント本選の予選を通過した実力者だ。
「歴代受賞者のようにプロになって活躍したい」「トレーニングや練習を強化して、いい成績を残せるように頑張るので応援お願いします!」と今後の意気込みを語った。
受賞したクラブについては、各社代表者が参加してそれぞれコメントを述べた。どのメーカーも”ゴルファーファースト”の姿勢で、一人でも多くのゴルファーのスコアアップに貢献できるようにと日々のギア開発に向き合っていたのが印象的だ。
2024年になってからまだ日が浅いが、今年も続々と新製品が発表されている。年末に大賞を受賞するのはどのクラブになるのか、そんな予想をしながら新作クラブを試打するのもまた一つの楽しみになりそうだ。