報道写真展のテーマは「記憶の記録」
2020年初頭から全世界を席巻したコロナウイルスの猛威。そのコロナ禍においても、国内外のゴルフ競技は、中止や無観客試合といった多くのアクシデントを乗り越えて実施してきた。そして、その大会をオフィシャルカメラマンとして、また、各メディアの特派カメラマンとして、ゴルフ競技を記録し続けてきたのが日本ゴルフ写真家協会の会員カメラマンたちだ。
そんな彼らが協会設立40年となる2024年に「記憶の記録」をテーマに作品を展示。会員たちが記録してきたさまざまな記憶を通して、JGPSの40年の歩みがわかるという。なお、今回の「報道写真展」は協会として19回目となり、前回開催はコロナ禍前の2018年というから、実に6年ぶりの開催となる。
展示写真からゴルフダイジェストに縁深い会員の写真をお借りできたので紹介しよう。なお、会場では見やすく迫力のある大サイズでの展示なので、ぜひ会場で“違い”を感じてほしい。
カメラマン①姉﨑正
大学在学中から写真家梅田雅揚氏に4年半師事したのちに独立。1980年代からゴルフダイジェストをはじめとするメディアや大会オフィシャルカメラマンとして、トーナメント撮影に携わる。海外メジャーでの撮影経験も豊富。
カメラマン②大澤進二
ゴルフカメラマンとしてのスタートは『週刊ゴルフダイジェスト』のレッスン取材。それからすでに30年以上、現在もゴルフダイジェストの仕事を主として活動を続ける。
カメラマン③岡沢裕行(JGPS副会長)
1980年代後半からゴルフ雑誌の撮影に関わる。海外メジャーの初撮影は1991年全米プロゴルフ選手権。現在は、ゴルフダイジェスト社の撮影を中心にトーナメント、ゴルフコースの撮影、空撮など活動中。
カメラマン④渡辺義孝(JGPS会長)
1987年に広告カメラマンとして写真家活動を開始。そのなかでゴルフに出合い、いつの間にか仕事の多くがゴルフ関連撮影に。少しキツイけど、新鮮な条件のなか撮影に臨めることが醍醐味と語る。
会場や日時は下記のとおり。どちらも入場無料で休館日は日曜・月曜・祝日。
●東京会場
日時/2024年2月6~17日10:30~18:30
場所/キヤノンギャラリー銀座(東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビルディング1F)
●大阪会場
日時/2024年5月7~18日10:00~18:00
場所/キヤノンギャラリー大阪(大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1F)