
10アンダー2位タイでラウンドを終えた小祝さくらは優勝の鈴木愛を笑顔で祝福
最終日はバックナインの3連続ボギーに「モヤモヤしてました」

最終日は、4バーディ4ボギーの出入りの激しいラウンド。3パットもしてしまった
最終日のバックナインで、小祝は10番、11番と連続バーディを奪い、流れに乗るかと思いきや、12番から3連続ボギーと優勝争いから大きく後退してしまった。
ふだんからポーカーフェースの小祝だが、
「(3連続ボギーのホールで)最初3パットでタッチが合わずで、その次は弱くてバンカー。パットもあと少しで惜しかったが入らず。3ホール目も3パット。パットがあのあたりはモヤモヤしてしまっていた」
と悔しさを滲ませながらのラウンドとなった。

3日目は突風が吹くなか、4バーディ1ダブルボギーと、納得のラウンド
3日目は10番パー5でダブルボギー。
「ダボが本当にもったいなかった。でも自分のミスでそうなってしまったので、仕方がないかな……」
と、時折突風が吹くなか、4バーディを奪い、2位に浮上した。
「今日も風がトリッキーなホールも多いので、何度も風の読み間違いをした。また、寒くて体が動きづらかった。その中でもアンダーでまわってこれたことは自信にもなりました」
と満足気な表情を浮かべながらのラウンドとなった。

今オフは課題だったショートアイアンやウェッジが良くなったという小祝
今シーズンの小祝は、開幕戦の前に宮崎やタイで合宿を行い、
「温かい中で練習ができて、100ヤードは去年すごく悩んでいたので、課題のウェッジがすごく良くなりました」
と自信をのぞかせていた。
高知では、風が強く、ウィンドブレーカーを羽織りながらのラウンドだったが、今週の第3戦目「Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」(3月15~17日)は九州・鹿児島開催。
今週末から大会地の気温は20度を超える予報もあり、気温の上昇とともに、小祝の調子も合宿後のように上り調子になるかも!?
ツアー9勝の小祝の10勝目はそう遠くなさそうだ。
PHOTO/Tadashi Anezaki