今や希少な単一素材の
軟鉄鍛造アイアン

「これはいい顔してますね。ホーゼルからリーディングエッジまでの流れがいい。トップブレードも真っすぐで、プロも使いたくなります」と「Xフォージド」を手にした勝又プロ。

試打&解説
勝又崇之プロ
専修大学卒業後の08年プロテストでトップ合格。ギアへの造詣も深く、ウッドやアイアンだけでなくパターにも精通。現在は東京・上石神井の「GOLF PLACE」でレッスンを行う
「とにかく打感がいい。中空や複合アイアンが進化しているとはいえ、この食い付くような打感にはかなわない。今どき珍しいワンピースの軟鉄鍛造アイアンですが、下っ面に当たっても球が上がってくれて、見た目以上にやさしさがあります」(勝又プロ)

ソールのリーディングエッジ側がウェッジのように三日月形に削られているので、ハンドファーストに低く打っても地面の抵抗が少なく抜けが抜群。打ち出しは低めですが、しっかりと高さが出てスピンも入ります。これは名器の予感がします」と「Xフォージド」を高評価。

ソールのリーディングエッジ側とバックフェース側を面取りし、どんなライからも抜けをよくした「トライレベル・ソールデザイン」
試打結果
![画像: [試打スペック]#7/Dynamic Gold MID115(S200)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/03/08/f894f381a8e7f6aaa72ea6458810e69d2978e3a2.png)
[試打スペック]#7/Dynamic Gold MID115(S200)
「キャロウェイには『APEX』もありますが、丸みを帯びたフォルム。『Xフォージド』はシャープでアスリート感が強い。小さすぎない絶妙なサイズ感も最近のプロや上級者好み。見た目ほど難しくなく、とにかく顔と打感がいい」(勝又プロ)
コンパクトでオフセットが少ない
Xフォージド アイアン
◎ヘッド素材/S20C軟鉄鍛造◎ロフト角/#3(20度)、#4(23度)、#5(26度)、#6(29度)、#7(33度)、#8(37度)、#9(41度)、PW(46度)

◎シャフト/Dynamic Gold MID115、N.S.PRO MODUS³ TOUR 105
◎価格/6本セット(#5~PW)17万8200円、単品(#3、#4)2万9700円
やさしく飛ばせるストロングロフト
「Xフォージド スターアイアン」

続いて「Xフォージド スター」を手に取ると、「フェースが高くブレードは長め、トップブレードも厚く、全体的にボリュームを出しています。しかし、フェースの周囲が面取りされているので構えただけでは大きくなったことを感じさせません。ボールを置いて初めて大きくなったことに気が付くほど。

そして『Xフォージド』よりロフト角が4度立っているとは思えない絶妙なバランス。キャビティが深くなりフェースが薄くなっているはずですが、こちらも食い付くような気持ちのいい打感です。それでいて『Xフォージド』より一番手飛ぶし、ミスにも強い。やさしいのに軟鉄鍛造の打感が味わえるんです」(勝又プロ)

ヘッドサイズを大きく見せないようにフェース側のエッジを面取り。「ボールを置かずに構えただけでは大きくなったことに気が付かないほど」(勝又)
試打結果
![画像: [試打スペック]#7/N.S.PRO 950GH neo(S)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/03/08/8f85049d83bfa62bb8bfa593af32f3bd8974fc33.png)
[試打スペック]#7/N.S.PRO 950GH neo(S)
「ヘッドが大きく、ソール幅もワイドになったが、面取りされているので抜けがいい。やさしく飛ばせるのに単一素材の軟鉄鍛造で打感が抜群。『Xフォージド』と比べてスピンは若干減るが、十分に高さが出るのでグリーンで止められる」(勝又プロ)
やさしく飛ばせるストロングロフト
Xフォージド スター アイアン
◎ヘッド素材/S20C軟鉄鍛造
◎ロフト角/#4(20度)、#5(23度)、#6(26度)、#7(29度)、#8(33度)、#9(38度)、PW(43度)

◎シャフト/N.S.PRO MODUS³ TOUR 105、N.S.PRO 950GH neo
◎価格/6本セット(#5~PW)17万8200円、単品(#4)2万9700円
PHOTO/Tomoya Nomura、Akira Kato
THANKS/GOLF PLACE
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