![画像: ウッド3本、UT2本、アイアン4本、ウェッジ4本、長尺パターのセッティング](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/04/23/b4cd70c0e023d3c3239ab81a69bd290dc9a1a779.jpg)
ウッド3本、UT2本、アイアン4本、ウェッジ4本、長尺パターのセッティング
現在のドライバーは、Qi10でロフトは10.5度。このドライバーは大慣性モーメントのやさしさがウリだが、本人いわく、「僕はホールに合わせて色々な球筋を打ちたいタイプ。Qi10は自分の思い通りの弾道が打ちやすいから」とやさしい性能以上に、操作性能を評価している。
![画像: Qi10ドライバーとベンタスブルーシャフト5ーRの組み合わせ。ネック調整はスタンダードポジション](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/04/24/bf0da7d5dffbfc2cc95316aaee2433393886b5bf.jpg)
Qi10ドライバーとベンタスブルーシャフト5ーRの組み合わせ。ネック調整はスタンダードポジション
また、Qi10のLSドライバーもセッティングのバリエーションとして持ち、「風が強い時は、直進性能の強いLSを使い分けています」とのこと。特筆はシャフトで、ベンタスブルーのフレックスがなんと5R。「最近、パワーが落ちてきたので、試しに5Rを打ってみたら、振りやすいうえに、予想以上にしっかりとしていたから」。SやSRにこだわらず、試してみるという考えは参考にしたいところ。
![画像: フェアウェイウッドはQi10の3WHLと7W。3WがスピーダーNX ブラックの50-R。7Wが60-SR](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/04/24/18af7d06fda13275df234e42a313dea2f21dd2f5.jpg)
フェアウェイウッドはQi10の3WHLと7W。3WがスピーダーNX ブラックの50-R。7Wが60-SR
フェアウェイウッドはQi10の3Wと7Wの2本。3Wはスタンダードの15度ではなく、16.5度のHLモデル。「今は球の上がりやすさ重視。だからロフトの大きなモデルです。コースによっては3WHLを抜いて5Wを入れることも」
![画像: 5Uと6Uはウッドと同シリーズのQi10レスキュー、シャフトはスピーダーNX ブラックの60-SR。7I~PWがステルスグローレ、シャフトはグラファイトデザインのRAUNE i75](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/04/24/0e8121cc8ddd3692210d9b1072fafa096daf8e30.jpg)
5Uと6Uはウッドと同シリーズのQi10レスキュー、シャフトはスピーダーNX ブラックの60-SR。7I~PWがステルスグローレ、シャフトはグラファイトデザインのRAUNE i75
ウッドの下は5Uと6Uが2本、アイアンはステルスグローレの7I~PW。「このステルスグローレを使い始めたのは昨年から。当初は6Iも入れていましたが、今年になって、28度の6Uに替えました。上がりやすく、キャリーがしっかり出て、圧倒的にやさしいんです」。ちなみに2本のUTはQi10レスキューで、アイアン的なダウンブローではなく、フェアウェイウッドのイメージで振っているという。
![画像: 4本のウェッジのシャフトはRAUNE w85。この4本で115ヤードからグリーン周りまでをカバーする](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/04/24/2bdd0ab8787d5ebd57c82ae3555149e3cb23309f.jpg)
4本のウェッジのシャフトはRAUNE w85。この4本で115ヤードからグリーン周りまでをカバーする
ウェッジはロフト4度刻みで46度・50度・54度・58度の4本で、すべてテーラーメイドのMG4。ステルスグローレのPWのロフトが41度で、普通に振って125ヤード飛ぶという。AWとのギャップを埋めるために46度のウェッジを入れて対応している。
![画像: ソールのウェイトビスが特徴的なLAB.GOLFの長尺パター。45インチ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/04/24/0cd90e36d10d28967c8081af5e00f59399477d92.jpg)
ソールのウェイトビスが特徴的なLAB.GOLFの長尺パター。45インチ
グリーン上は、アダム・スコットが使っていることでも有名な、アメリカのLAB.GOLF製の長尺パター。「長尺パターを使うようになったのは、単に短いパターが出来なくったから(苦笑)。アダム・スコットやルーカス・グローバーが使っているのを見て、自分としても気になって試したかったんです。実際に使ってみると、構えた感じが良くて、ストロークもとてもしやすかったので決めました」
各番手の飛距離(Y)の目安は、1W=240、3W=220、7W=200、5U=190、6U=175、7I=160、8I=145、9I=135、PW=125、46度=115、50度=105、54度=95~105、58度=85。
レギュラーツアーの時から、いち早くキャビティアイアン(Joe キャビティ)を契約メーカーと開発したり、シニアに入ってからはテーラーメイドのグローレシリーズを積極的に使うなど、難しいクラブを打ちこなすのではなく、やさしいクラブでしっかり打つというスタイルを貫いていた選手。現在のクラブ選びについて聞くと、「構えた時の安心感とやさしさ。ボールの上がりやすさ。これです!」と端的なコメント。現在の使用クラブとスペックが表す通り、我々アマチュアが参考にすべき言葉で締めてくれた。
![画像: 第1回レジェンドカップゴルフトーナメントに出場。開催地は北谷津ゴルフガーデン、名手がショートコースに集まってプレーするというレアな大会だ(放映/4月29日(月)17時~BS Japanext)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/04/24/61f3db61b2304471bfe8de056d604b50e64ed54a.jpg)
第1回レジェンドカップゴルフトーナメントに出場。開催地は北谷津ゴルフガーデン、名手がショートコースに集まってプレーするというレアな大会だ(放映/4月29日(月)17時~BS Japanext)
尾崎直道の最新セッティング
1W/Qi10(10.5度)・ベンタスブルー(5R)
3W/Qi10 3HL(16.5度)・スピーダーNX ブラック(50R)
7W/Qi10(21度)・スピーダーNX ブラック(60SR)
5U・6U/Qi10 レスキュー(25度・28度)・スピーダーNX ブラック(60SR)
7I~PW/ステルスグローレ・グラファイトデザイン RAUNE i75(R)
GW・AW・SW・LW/MG4(46度・50度・54度・58度)・グラファイトデザイン RAUNE w85(wedge+)
PT/LAB.GOLF MEZZ.1 MAX AS(2.5度/45インチ)
(PHOTO/Tazashi Anezaki)
※今回取材した大会「第1回 レジェンドカップゴルフトーナメント」の模様は、4月29日(月)夕方5時からBS Japanext で無料放送します。公式アプリでも同時配信!