穴井詩と永峰咲希のデッドヒートから早1年、明日から9戦目となるパナソニックオープン レディースが開催となる。昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介しよう!

4月26日(金)~4月28日(日)パナソニックオープン レディース

画像: 2023年 パナソニックオープン レディース

2023年 パナソニックオープン レディース

会場:千葉県 浜野ゴルフクラブ/18ホール、6669ヤード、パー72)
賞金総額:8千万円、優勝賞金:1440万円

男子のパナソニックオープンと同時期開催のステップ・アップ・ツアーとして2016年に始まり、19年からレギュラーツアーに。21、22年の優勝者には翌年のHSCB女子世界選手権の参戦権が与えられた。

プレーバック2023

画像: 最終ホールまで続いたデッドヒートを制したのは穴井詩。

最終ホールまで続いたデッドヒートを制したのは穴井詩。

画像: シーズン2勝目を挙げた。

シーズン2勝目を挙げた。

  

強風と雨が降る悪天候となった最終日。2位と1打差の単独首位からスタートした穴井詩だったが1番でボギーを叩くなど、迫ってきた永峰咲希とデッドヒートを繰り広げる。

17番でボギーを叩いてスコアで永峰に並ばれてしまうが、パー5の最終ホールでバーディを奪いシーズン2勝目を挙げた。

  

主な副賞(2023)

パナソニック製品一式、市原市産 米3俵

画像: 副賞としてパナソニック製品が贈られた。

副賞としてパナソニック製品が贈られた。

プロゴルファー兼みんゴル特派記者中村修が語る注目選手

井上誠一が設計のフラットでフェアウェイも広く飛ばし屋に有利なコースといえます。左ドッグレッグが多く、ドローヒッターが有利ではありますが、飛距離のあるフェードヒッターにもチャンスはありそうです。以上を考慮すると、昨年覇者の穴井、小祝、川岸、高橋彩華、鶴岡果恋、岩井姉妹に加え、全米女子オープンの予選を勝ち上がった尾関彩美悠、藤田さいき、河本結らが候補に挙がります。その中で特に注目するのは以下の3人です。

11勝目に期待がかかる小祝さくら

画像: 小祝さくら(2024年ヤマハレディース、撮影/岡沢裕行)

小祝さくら(2024年ヤマハレディース、撮影/岡沢裕行)

プロフィール
イ・ボミや吉本ひかると同じ2017年89期生。試合に出続けている実力者で、今季は明治安田レディスとVポイントで2週連続2位だった悔しさをバネにヤマハレディースで見事優勝。ツアー通算10勝目を記録した。

2024年度スタッツ (2024年4月21日時点)
メルセデス・ランキング:3位/平均ストローク:70.1666(2位)/パーオン率:73.9953(4位)

中村のコメント
今季はコーチを付けずに、ショットの調整を自分でできるようになったことが好調の理由のようです。グリーンは癖がないので、パットがハマる可能性が大きいと思っています。

コース攻略に有利、ドローヒッターの高橋彩華

画像: 高橋彩華(2024年KTT杯バンテリンレディス、撮影/姉崎正)

高橋彩華(2024年KTT杯バンテリンレディス、撮影/姉崎正)

プロフィール
稲見萌寧や菅沼菜々と同じ2018年90期生で、1998年生まれの黄金世代。2020、2021年シーズンは50試合のうち21回トップ10に入り、2022年のフジサンケイで初優勝。今年は明治安田の2位をはじめ、トップ10に4回入っている。

2024年度スタッツ(2024年4月21日時点)
メルセデス・ランキング:9位/リカバリー率:69.1667(12位)/パーオン率:68.2540(21位)

中村のコメント
ドローヒッターに有利なコースで、グリーンが速いと必ず上位に顔を出す選手です。火曜日は雨が降りましたが、初日にグリーンのスピードが上がってくれれば好スタートを切ってくれそうな予感がします。土曜日が雨予報ですが、天候が荒れるほど上位に顔を出す高橋選手に注目します。

飛ばし屋の宮田成華

画像: 宮田成華(2024年KTT杯バンテリンレディス、撮影/姉崎正)

宮田成華(2024年KTT杯バンテリンレディス、撮影/姉崎正)

プロフィール
山下美夢有や吉田優利と同じ2020年92期生。17歳からプロトーナメントに出場し、今年はQTランキング19位でレギュラーツアー出場の権利を獲得。見るからに“抑えた”ティーショットであるにもかかわらず、ドライビングディスタンス12位。11位の小祝さくらと負けずとも劣らない飛距離を誇る。

2024年度スタッツ(2024年4月21日時点)
メルセデス・ランキング:63位/ドライビングディスタンス:246.17y(12位)/バウンスバック率:16.6667(31位)

中村のコメント
熊本空港CCの、220ヤード先にある高さ15メートルのネットをキャリーで楽々超えられる飛距離を持っています。普段は抑えて打っているドライバーを思いっきり振れる広さのあるコースなので、どんなプレーを見せてくれるのか楽しみです。

This article is a sponsored article by
''.