全米女子オープンは笹生優花が優勝、渋野日向子が2位、トップ10に日本勢が5人入るなど、見所が盛りだくさん。早朝にもかかわらずBS松竹東急で生中継をリアタイしたゴルフファンがあるシーンで沸いた。
最終日、16番232ヤードパー4。
笹生は2位のアンドレア・リーに2打リードして単独トップに立っていた。
飛距離のある笹生は3Wでワンオン。ピン右6メートルのイーグルチャンスにつけた。
この時点で笹生と渋野は3打差。まだまだ渋野にも優勝のチャンスが残っていた状況。
笹生のひと組後ろでプレーする渋野はティーインググラウンドから笹生のパッティングを見守った。
渋野が見ていたのはグリーン上ではなく、ティ―インググラウンドの右横に設置された中型のテレビモニター。
すると映し出された笹生のイーグルパットに「入れ、入れ」と右手を前後に何度も振る仕草を見せる。
笹生のパットは大きく曲がる下りのフックラインで1メートル手前に止まったが、バーディを奪い、優勝に大きく前進した。
この渋野のジェスチャーは少し遅れてモニターに流れ、自分の「入れ」映像を見た渋野は”私が映ってる~”とキャディと目を合わせて、にこやかな笑顔を見せた。
プレー中に優勝を争う“ライバル”を応援するという珍しいシーンがBS松竹東急で生中継されると、早朝にもかかわらずリアタイ視聴していたゴルフファンがSNSで盛り上がりを見せた。
「入れ、入れのジェスチャーが可愛い」「渋野がんばれ」
久々のシブ子スマイルにファンが沸いた。
優勝の笹生優花と2位の渋野日向子は3つ年齢が離れているが大の仲良し。
優勝争いの緊張した場面で見られた"仲良し2人の珍シーン"に朝からゴルフファンは癒された!?