今年5月に太平洋クラブ・御殿場コースで開催された日欧共催の「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」で見事逆転優勝を果たした桂川有人。その資格で今季はDPワールドツアーへの参戦を決め、先週、ドイツで「ヨーロピアンオープン」を戦った。予選終了時点で5位タイと上位で週末を迎えたが、最終結果は34位タイ。ヨーロッパ初上陸の感想と、コースや試合について語った。

こんにちは。桂川有人です。僕のDPワールドツアー挑戦がスタートしました。ヨーロッパでの日々のあれこれを、2週間に1度くらいこの場でお話しさせていただくことになりました。実は僕、写真撮影が苦手なんですけど……。頑張ってみようと思いますので、あまり期待せずに、ゆるーく読んでいただければ幸いです。

さて、今回初めてヨーロッパに上陸し、試合に参戦したのですが、行く前は不安と楽しみな気持ちが半々でした。でも実際試合をしたらとても楽しかった。

試合は「ヨーロピアンオープン」。ドイツのハンブルク空港から街に入ると、ヨーロッパらしい雰囲気の建物が多くて嬉しい感じに。オフィシャルホテルに泊まりましたので、コースまではシャトルバスや“皇帝シーター”があり、僕はスポンサーのポルシェの運転手付きの車を毎回予約して送迎してもらいました。今回もコーンフェリーツアー時代と同じくひとりで来ました。キャディは、(星野)陸也さんのキャディの薬丸(龍一)さんから紹介していただいたスコットランド人。ヨーロッパツアーのキャディ経験もある人でスケジュールが空いている人にお願いしました。

試合会場のグリーンイーグルGCは池が多く、結構難しめなコース。特にティーショットは池のプレッシャーがかかる感じがありましたね。グリーンも日本にはないポアナ芝で少し難しかった。でも苦手ということではなく、調子もまあよかったので、予選ラウンドと決勝ラウンド1日目はまずまずの結果で、こちらでも戦えそうな気はしました。まだ1試合ですけど……フフフ。

でも今回は風がマシなほうだったらしくて、これから風が強くなったときにどう戦っていくかが大事ですよね。そういえば、予選ラウンドは、(ISPS HANDAの開催コース、太平洋C)御殿場で一緒に回ったユーウェン・ファンガーソンとたまたま同組でした。「優勝おめでとう」って言ってくれた……かもしれないです(笑)。

今回出場した日本人選手は、僕と川村(昌弘)さんと(中島)啓太の3人。川村さんとはプレーヤーズラウンジで食事をしたときに、何か突っ込まれるかと思いましたが特になく(笑)、「何かあったら連絡してね」とけっこう気にしてくださっている感じで嬉しかったです。

啓太とは、宿泊ホテルが同じだったので、2度食事に行きました。2日ともホテル近くの街のステーキ屋「ブロックハウス」(ドイツでチェーン展開している)。店舗違いの同じ店。場所が違うだけです。300グラムのリブアイを食べましたけど、アメリカのステーキのほうが美味しかったかもしれません(笑)。啓太とは、何を話しするんでしょうね……、ゴルフの話もしますね。

画像: 今回の街歩きは、啓太が好きな時計を見に行ってステーキを食べたくらい。この「ブロックハウス」、めちゃめちゃ店舗があります。ドイツ料理は一度も食べてないですね

今回の街歩きは、啓太が好きな時計を見に行ってステーキを食べたくらい。この「ブロックハウス」、めちゃめちゃ店舗があります。ドイツ料理は一度も食べてないですね

そういえば、ニュースで見ましたけど、全米女子オープンでの(笹生)優花ちゃんの優勝、すごいっすね。女子は日本人選手が上位でたくさん活躍して、こちらもすごい。大西魁斗もコーンフェリーツアーで初優勝しましたし、やっぱり刺激になります。

実は、最終日に背中を痛めてしまい、ハーフスウィングしかできなくてつらかったんです。昨年、背中をケガして、背中がバキバキになりやすくなった。もともと来週帰る予定だったんですけど、1週お休みし、いったん帰国することにしました。まずは日本でトレーナーさんと相談しながら、背中の筋肉の鍛え方も探り、体のケアをしっかりして準備したいと思います。次戦は2週間後、オランダに飛びます。

写真/桂川有人

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