初日の天候は晴れ、気温29.5度、南南西から1.2m/sの緩やかな風が吹くコンディション。先週のツアー選手権でメジャー初優勝を果たしている岩田寛は6アンダーで1位タイの好発進。その他、日本勢は吉田泰基が1打差の3位タイ、比嘉一貴、杉浦悠太、小木曽喬、宇喜多飛翔らが2打差の7位タイと続く。
上位選手の初日を振り返り!
岩田寛
初日は午後スタートの岩田寛は前半の4番、9番をバーディでハーフターンし、後半出だしの10番、11番と連続でバーディを奪い、さらに16番、18番もバーディで、初日は6アンダーで1位タイ。
初日を終え、「疲れました。暑さとアップダウンと。聞いてたよりアップダウンがありました」と話すも、ショットメーカーの岩田らしく、全体の2位タイに位置するパーオン率は88.889%を記録。「グリーンの傾斜が強いので乗せる場所を考えなきゃいけないのですが、キャディと相談しながら今日は割と上手く行きました」とショットは好調のようだ。
2週連続優勝について聞かれると、「そんなに意識はしていないです。1日ずつ一打ずつなので。」と新たに気持ちを切り替え今大会に臨んでいる。初日トップの岩田、2日目も注目したい。
比嘉一貴
岩田の一組前でスタートした、比嘉一貴は6番をボギーで落とすも、7番ホールをバーディでバウンスバック。13番をバーディとし、1アンダーで迎えた16番パー4ではチップインイーグルを達成。最終18番でもバーディを奪い、4アンダーの7位タイで初日を終えました。
比嘉は「調子自体はそこそこ上がってきたかなという感じです。JGTOと韓国ツアーの選手が半分ずつ出場しているので、JGTOから優勝者が出ればいいなと思います。コースの情報がないので一緒に回っている選手のことをよく見て、勉強しながら4日間できればと思います」と謙虚な姿勢をみせた。
稲森佑貴
前半の11番、16番、後半の8番の合計3バーディ、ノーボギーで3アンダーで初日を終えた。
「可もなく不可もなくといった感じでした。あと3つくらいはバーディ獲れたかなと。前半の前半あたりはそんなにパッティングが悪くなかったのですが、17番のパー3がチャンスだったのですが、それを外しちゃって。そこから流れが悪くなり、チャンスだったのがカップを蹴ったりとか。ことごとく読みが足りなかったりで、なかなか入らなくて。後半は我慢した結果、8番でご褒美がきたので頑張れということかなと思いました」
「コンディションは悪くないと思います。疲れもなく、いい感じの体調で望めています。ライバルは出ている選手全員だと思っているので、みなさん上手いので、負けないように頑張りたいなと思います。体力は無駄に消耗しないように、初日終わったばっかりなので3、4日目で落ちるのが一番嫌なので、じわじわといきたいなと思います」と慎重な様子。これからの活躍に期待したい。
中継情報
6月14日(金)15時~17時
6月15日(土)14時30分~17時
6月16日(日)14時30分~17時
※上記は予定時間となります