5月30日、トップトレーサー・レンジに「プライべートイベント」のβ版がリリースされた。これまで練習場単位でしか開催できなかったイベントを、多拠点で行えるようになったという。同時期に4拠点で行われた今回は、GDO主催のニアピン対決にゴルフダイジェストから2人が参加した。

画像: 今回一緒にプレーしたGDO社員(後列左端と左から5番目がゴルフダイジェスト社員)の他、異なる練習場から参加している。(記事末アルバム参照)

今回一緒にプレーしたGDO社員(後列左端と左から5番目がゴルフダイジェスト社員)の他、異なる練習場から参加している。(記事末アルバム参照)

トップトレーサー・レンジとは?

屋外ゴルフ練習場の屋根または天井に設置された高性能カメラが各打席から打たれたボールの軌道・飛距離・ボールスピード等を自動計測し、各打席にある個人用モニターで各種データを閲覧したり、ニアピンやドラコン、バーチャルゴルフといったゲームを楽しめたりする打球追跡システム。2024年5月末時点で国内119施設、約9000打席に導入されている。

「トップトレーサー・レンジ」の魅力

いつも通りボールを打つだけで、自身の弾道や計測情報を打席スクリーンに映し出されるだけでなく、専用アプリを使うことで日々練習の記録を確認することが可能。友人と一緒に練習することも、ゲームで競うこともでき、ゴルフ練習をいままで以上に楽しむことができる。

また、定期的に練習することで自身のデータを積み重ねることができる練習モードのほか、本番を想定した緊張感のある「バーチャルゴルフ」や、ダーツのような感覚で楽しめる「ポイントゲーム」など、約7種類のゲームモードが用意されている。

「トップトレーサー・レンジ」おすすめ活用法4選!

▶フリー計測
飛距離やボールスピードをはじめとする10種類の項目が計測可能。

▶クラブ別計測
クラブ別の計測情報を集計し、平均飛距離や安定性を知るだけではなく、季節や新しいクラブとの比較などにも活用できる。専用アプリに記録を残せるので、自身の状態を知るのに最適だ。

▶TOPTRACER30
トップトレーサー・レンジの中でイチ押しの練習モード。30球の実践的なショットを打つことで、得手不得手を分析してAIが上達のアドバイスをくれる。定期的に利用することで、自身の成長をデータで確認できる

▶TOPTRACER12
ショットの傾向をAIが12球で分析。ドライバーショットと2打目以降を想定した短い距離のショットを打つと、正確性や推定ハンディキャップを計算します。上達のためのヒントとしてレッスンや練習、そしてコースマネジメントに活用可能。

「ニアピン対決」を体験!

以前は最大8人まで参加可能だった「ニアピン対決」が、大幅にアップデートし最大1000人まで同時に競い合えるようになっている。今回は48人が同時期にプレイしてニアピン対決。ご存じの方が大半だとは思うが、ニアピン対決はピンにどれだけ近づけられるかを競うゲーム。左下に各プレーヤーの記録が表示され、1人3球×3回ショットすると次のプレーヤーに順番が変わる。(1人3球×3回)

ニアピンモードは「ペブルビーチゴルフリンクス」の7番で行われた。7番パー3はリンクス特有の海風と小さいグリーンが特徴のコース。ペブルビーチを象徴するホールだ。距離は87ヤードと短いものの、右サイドからグリーンにかけてはすべて海。海風が吹くこのホールは、本来相当難しいことだろう。画面を見るとバンカーやブッシュ、海がとてもプレッシャーに感じた。

画像: シミュレーションだからと言って侮ることはできない……

シミュレーションだからと言って侮ることはできない……

果たして結果は…

少しずつ距離感を修正しながら挑んだ結果、1.72ヤードの結果を残すことに成功した。2ヤード弱に寄った瞬間、1位を確信したが、最終結果を見ると全体の11位…(泣)1位の記録は0.51ヤード(約46センチ)まで寄っていた。ぬか喜びもつかの間、ニアピン対決はあっという間に幕を閉じた。
順位は2ページ目に掲載しているが、1ヤード以内に付けている猛者たちが8人もいることに驚き。

画像: 左の縦に並ぶグリーンに向かいショットするのだが、打ち下ろしもあり難しい……

左の縦に並ぶグリーンに向かいショットするのだが、打ち下ろしもあり難しい……

今回体験してわかったこと

ゴルフは最大4人でしか一緒にラウンドできないが、TTRを使うことによって今回のように12人同時に会話をしながら楽しむことができた。また本番のラウンドとなるとスコアばかり気にしてしまうことがあるが、TTRのおかげでお互いを褒めあいながら楽しくゴルフをすることができた。

ゴルフを始めて間もなくラウンドへのハードルが高い方や、仕事が忙しくなかなか予定が合いづらい時、サクッと練習をしながら相手と対戦できることが一番のメリットだろう。TTRを利用してゴルフをもっと身近に、そして仲間内で盛り上がれるスポーツとしてゴルフ業界が盛り上がるはずだ。お近くの導入施設で、是非試してみてほしい。

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