櫻井心那がレギュラーツアーで初優勝した昨年の「資生堂レディス」。ディフェンディチャンピオンの櫻井心那は、昨年プレーオフで競り勝った桑木志帆と今季2勝を挙げる鈴木愛との組み合わせとなり激しい初日が予想される。2023年大会のプレーバックから今年の見どころや会場へのアクセスなど、観戦に役立つ情報をご紹介!

6月27日(木)~6月30日(日)資生堂レディスオープン2024

画像: 2023年資生堂レディスにて (撮影/姉崎正)

2023年資生堂レディスにて (撮影/姉崎正)

会場:戸塚カントリー倶楽部 西コース/18ホール、6697ヤード、パー72)
賞金総額:1億2000万円、優勝賞金:2160万円 

会場である戸塚カントリー倶楽部 西コースは、名匠・井上誠一設計。資生堂レディスは今回で4回目となる。戸塚CCで女子ツアーといえば、宮里藍が優勝した2005年度の「日本女子オープン」。4日間で4万8677人、特に最終日は2万1018人の観衆が詰めかけた。交通の便もよく、首都圏在住者には行きやすい大会だろう。

プレーバック2023

画像: 桑木志帆とのプレーオフを制し、見事優勝を果たした(撮影/姉崎正)

桑木志帆とのプレーオフを制し、見事優勝を果たした(撮影/姉崎正)

桑木志帆とのプレーオフの末、2ホール目でバーディを奪った櫻井がツアー初勝利を飾った。敗れた桑木志帆は自己最高の2位に。2週連続2位に終わっていた岩井明愛は通算9アンダーの3位に入った。さらに1打差の通算8アンダー、4位に宮田成華が入った。櫻井は「19歳139日」で今大会出場の日本人プロ最年少、ツアー史上では12番目の年少初優勝となった。

画像: 左:櫻井心那/右:古賀キャディ(撮影/姉崎正)

左:櫻井心那/右:古賀キャディ(撮影/姉崎正)

画像: 副賞のRANGE ROVER EVOGUE (撮影/姉崎正)

副賞のRANGE ROVER EVOGUE (撮影/姉崎正)

  

主な副賞

今大会は「RANGE ROVER EVOQUE」のほか、「アネッサ」など、資生堂商品100万円分が贈られる。またホールインワン賞(14番ホール・100万円)やベストアマチュア賞(「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルクNA」)も用意されている。

プロゴルファー兼みんゴル特派記者中村修が語る注目選手

戸塚カントリーではラフが深くファーストカットもないため、フェアウェイキープが重要となります。またグリーンはそこまで硬くはありませんが、2グリーンでグリーンが小さく、落としどころがかなり重要です。先週のアース・モンダミンでは荒天の影響で日程が1日遅れ、今週月曜日に大会が終了したため、体力の温存も重要な要素となると思います。

岩井明愛

画像: アメリカから帰国している岩井明愛(撮影/有原裕晶)

アメリカから帰国している岩井明愛(撮影/有原裕晶)

プロフィール
妹の千怜とともに、埼玉栄高校時代から頭角を現す。2020年度のプロテストで千怜とともに一発合格を果たすと、ルーキーイヤーの2022年にシード権を獲得。女子ツアー屈指の飛ばし屋(平均254.37ヤード)で全体の5位にランクインしている。今年は、千怜が母の日に、明愛は父の日にツアー優勝を果たしており、姉妹で両親孝行ができている。

2024年度スタッツ(2024年6月26日時点)
メルセデス・ランキング:6位/平均ストローク:70.7(7位)/平均パット数:1.79(21位)

岩井明愛のバッグを担ぐ佐藤大輔キャディのコメント
ラフは深い所が少しあるくらいで、グリーンはまだ硬くないと思います。次第に硬くなりそうな雰囲気はありますが、土日には雨が降る予報もありますので今後の天気もかなり影響しそうです。先週アメリカで開催された全米女子プロに出場し、帰国したばかりなので体力にも気を付けたいです。

新垣比菜

画像: ヨネックスレディス2024にて勝利した新垣比菜

ヨネックスレディス2024にて勝利した新垣比菜

プロフィール
宮里藍に憧れ8歳からゴルフを始め、小学6年時の2011年には、金田久美子に次ぐ2番目の年少記録(当時)で「ダイキンオーキッドレディス」に出場し注目を集めた。興南高校進学後の14年には『ニトリレディス』で7位タイに入るなど、ツアーでも上位を賑わす存在に。17年にプロテストに合格。18年「サイバーエージェントレディス」でツアー初優勝を挙げ、「ヨネックスレディス2024」では兄の我如古夢蔵キャディと6年振りの優勝を果たした。

2024年度スタッツ(2024年6月26日時点)
メルセデス・ランキング:39位/平均ストローク:72.7(60位)/平均パット数:1.84(65位)

新垣比菜さんからのコメント
練習では飛距離(解析機)を見て、ショットの調子を確かめています。数値を見る限りいつも通りクラブとスウィングがマッチしているのでショットの調子は悪くありません。青木コーチから言われているデータを参考にしつつ、仕上げていきたいと思っています。ヨネックスレディスで勝利できたので、今回も優勝したいと思っています。

櫻井心那

画像: 資生堂レディスオープン前回王者の櫻井心那

資生堂レディスオープン前回王者の櫻井心那

プロフィール
長崎県長崎市出身。地元・長崎日大高3年時の2021年6月にプロテスト一発合格を果たした。翌年は下部のステップ・アップ・ツアーで5勝を挙げて賞金女王タイトルを獲得。レギュラーツアー本格参戦初年度の2023年「資生堂 レディス」で見事初優勝を飾った。ドライバーショットは平均258.59ヤード、全体3位の飛ばし屋。

2024年度スタッツ(2024年6月26日時点)
メルセデス・ランキング:46位/平均ストローク:72.1(42位)/平均パット数:1.81(34位)

櫻井心那からのコメント
コースを回ってみて、前回大会(資生堂レディス2023)を思い出しました。優勝できた時はドライバーとパッティングで勝った感じなので良いイメージのまま望めそうです。調子が悪い時こそ何かが見えることがあるので、そういった時こそ練習を大事にしています。先週の全米女子プロではネリー・コルダさんや笹生さんが印象に残っていて、これは曲がらないなってスウィングに驚きました。(笑)

アクセス情報など

画像: 戸塚CC(撮影/姉崎正)

戸塚CC(撮影/姉崎正)

■ギャラリーバス
JR横須賀線「東戸塚駅」および相鉄線「二俣川駅」から戸塚カントリー倶楽部までのギャラリーバスを運行します。

※ギャラリー用の駐車場はございません公共交通機関のご利用をお願いいたします。

チケット情報

【前売券】
6月27日(木)1日目 3500円
6月28日(金)2日目 3500円
6月29日(土)3日目 4500円
6月30日(日)最終日 4500円

【当日券】
6月27日(木)1日目 4500円
6月28日(金)2日目 4500円
6月29日(土)3日目 5500円
6月30日(日)最終日 5500円

※各日指定の1日券のみの販売となります(通し券の販売はありません)
※購入は先着順で、安全確保できない枚数に達した場合は販売終了となります
※中学生以下は入場無料です(有効なチケットを有している保護者の同伴が必要です)
※障がい者手帳をお持ちの方、およびその介添人(1名まで)は入場無料です

中継情報

【地上波】
■テレビ朝日系列24局ネット
6月30日(日) 13:55~15:20(LIVE)

【BS放送】
■BS朝日
6月30日(日) 15:17~16:20(LIVE)

【CS放送】
■CSテレ朝チャンネル
6月27日(木)  7:00~17:30(LIVE)
6月28日(金)  7:00~17:30(LIVE)
6月29日(土)  7:00~15:00(LIVE)
6月30日(日)  7:00~13:00(LIVE)/19:00~21:00(録画)

【インターネット配信】
■DAZN・U-NEXT
6月27日(木) 11:45~17:15(LIVE)
6月28日(金) 11:45~17:15(LIVE)
6月29日(土)  9:30~15:00(LIVE)
6月30日(日) 10:00~15:45(LIVE)※表彰式終了まで

ギャラリープラザ情報

ギャラリープラザ内には「資生堂パーラー」より、長年人気を誇るビーフカレーの他、バリエーション豊富な10店以上が出店している。休憩中は大型ビジョンにより観戦を中断することなく楽しめる。さらに9番ホールには「フリーゾーン」を設置。自然豊かな環境で自由にくつろげ、お子様も遊べるフリーゾーンはポップアップテントの設置も可能だ。(※広げるだけで収容可能なテント)東京の梅雨入りが発表されているので、雨具の用意も忘れずに。

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