GD お姉さんのキャディをやってどんな印象ですか?
A プロの試合はボランティアやプロのスタッフさんがいて全然雰囲気が違いますね。あと、練習と試合は雰囲気が違います。
GD 今週の資生堂レディスはどう戦っていきたいですか?
A エイミーには楽しく! いつも通りやってほしいですね(笑)。そのサポートを頑張ります!
エイミー自身は、リラックスして試合に臨める理由は妹であるアシュリーさん(三女)や、ジェニファーさん(次女)がキャディしていることが大きいという。アシュリーさん自身は現在大学ゴルフ部で活動中をしている。大学の試合ではアメリカの太平洋北西部にあるチェンバーズ・ベイ・ゴルフ・コースで後半1アンダーの71で回る実力の持ち主だ。
映画界の全米アマ(?)で最優秀アニメーションを受賞
STN FILM EXCELLENCEという全米の学生がさまざまな映画部門で優秀賞を競い合うコンテストで、「最優秀アニメーション」を受賞したアシュリーさん。STN FILM EXCELLENCEはさしずめ男女問わない全米アマチュア選手権といったところだろう。
ゴルフをしながら時間が空いた時にイラストを描いているというアシュリーさんは、元々はスマートフォン「galaxy」とそれに付属されているペンで描いていたという。必死に描いているうち、父の古賀裕規男さんがタブレットを購入し、現在は2つのデバイスでイラストを描く。アシュリーさんは「ゴルフの試合でバーディを1つとると母親から500円貰えるようになっていて、合計16万円ほどゲット! タブレットの購入費用に充てました(笑)」とゴルファーらしい一面も。
ゴルフとイラストのどちらを優先していくかを尋ねると「ゴルフ。絶対ゴルフ」と応えたアシュリーさん。イラストで培った想像力、発想力は、弾道やマネジメントのイメージなど、ゴルフにも活きているそうだ。
多才な3姉妹を持つ父、古賀裕規男さんは3人の将来についてこう語る。
「明日は何が起こるのかわからないので、楽しくやってくれればいい。一つのことをし続けるのも大事ですけど、同時に逃げ道も必要だと思っています。こどもたちが自主的に、興味のある方にいけるように選択肢を与えています。押し付けると窮屈になってしまうので」
こんな素敵な考え方がそれぞれ多才で、個性的な3姉妹を育てられている理由かもしれない。
最優秀アニメーション作品『Growing Up is Losers』Ashley Koga
上記4つの画像は3分の動画をスクリーンショットしたもの。物語のストーリーはもちろん英語だが、絵がシンプルで英語がわからない編集Hにもおおよその内容は理解ができた。ザックリとだが普通の青年が『お金があったらどうする?』から始まり、次々とやりたいことを叶えていくのだが、結果的には夢だった、といういわゆる“夢オチ”の内容だ。
ただ、しっかり見ると、大人には忘れがちな無邪気な心を思い出させるような強いメッセージ性を感じた。制作・構成はすべてアシュリーさんが作り上げ、声は学校の友達が担当、制作期間は約2カ月。ゴルフを主にしているアシュリーさんにとっての2カ月は、とても短く感じたという。
興味のある方は下記リンクからアシュリーさんの3分弱のアニメーションを閲覧できるので、是非観てほしい!
アシュリーさん
の動画はこちら!
多才なアシュリーさんの尊敬する選手は姉のエイミーで、これからもゴルフはもちろんのこと、イラストも頑張っていくと楽しげに話していた。今後コガ姉妹としてツアー参戦する日はそう遠くないのかもしれない。