討論会でのゴルフをめぐる論争が話題になるとデシャンボーは討論会の夜SNS(自身のX)にこんな投稿を寄せた。

ジョー・バイデン大統領とドナルド・トランプ前大統領のゴルフ論争にデシャンボーが介入?(写真は2024年の全米オープン 撮影/Blue Sky Photos)
「ハンディキャップ論争を解決しましょう。僕のYouTubeで2人のゴルフマッチを主催します」とバイデン、トランプ両氏のソーシャルメディアアカウントをタグ付けした。
Twitter: @b_dechambeau tweet
twitter.com「私はクラブ選手権に2回優勝したばかりだ」とトランプ氏は自身のゴルフの腕前を自慢。「そのためにはボールを遠くに飛ばさなければならない。それを私はできるが彼(バイデン)は50ヤードも飛ばせない」と挑発。
するとバイデン大統領は「副大統領だったときハンディキャップを6まで下げた」。
すかさずトランプ氏は「ハンデが6というのは最大の嘘だ」と噛みついた。そして本人はハンデ2.5であると申告。
故・安倍晋三氏と日米でゴルフ外交をおこなってきたトランプ氏が年齢の割に飛ばし屋だということは知られているが、クラブ選手権について米メディアは「出場したのは彼ひとりだったのでは?」と疑っている。
これまでにもラフに入ったボールを蹴りだした話や、クラチャンのプレートを自分のものとすげ替えるなどのインチキ行為をゴルフ場の関係者に証言されたりトランプ氏の嘘は有名。
バイデン大統領のハンデの真偽のほどはわからないが、それを「2人の直接対決で解決しよう」とデシャンボー的なノリで提案したというわけ。
じつはデシャンボー、トランプ氏とは交流があり先月全米オープンを制覇したときには優勝カップにワインを注ぎ仲間と飲み干したのだが、その場にトランプ氏の息子エリックさんの姿もあった。
政治家の話はさておき、デシャンボーが話題作りの達人であることは事実だ。