今週、91回目となる「日本プロゴルフ選手権大会」が開催される。国内メジャーのひとつで、今年の会場は岐阜県 富士カントリー可児クラブ志野コース。平田憲聖が大会史上最年少を遂げた昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!

7月4日(木)~7月7日(日)日本プロゴルフ選手権大会

画像: 2023年日本プロゴルフ選手権大会(撮影/岡沢裕行)

2023年日本プロゴルフ選手権大会(撮影/岡沢裕行)

会場:岐阜県 富士カントリー可児クラブ 志野コース
賞金総額:1億5000万円、優勝賞金:3000万円
※2番ホールのヤ―デージが日替わりになるので、7164ヤードのパー71になる日と7201ヤードのパー72のときがある。

今年で91回目を迎える日本最古のトーナメント。昨年、大会史上最年少優勝を遂げた平田憲聖だが、初日から首位を守る完全優勝は大会史上8人目だった。
毎年会場の変わる本大会だが、今年は名匠・上田治設計の富士カントリ―可児クラブが戦いの舞台となる。

プレーバック2023

画像: 平田憲聖が2勝目を挙げた(撮影/岡沢裕行)

平田憲聖が2勝目を挙げた(撮影/岡沢裕行)

画像: 優勝カップを掲げる平田(撮影/岡沢裕行)

優勝カップを掲げる平田(撮影/岡沢裕行)

   

前週挑戦した全英オープンでは日本勢9人中最下位の148位で予選敗退していた平田憲聖だったが、初日から首位を守りぬき、2023年5月のミズノオープンでの初優勝に続き通算2勝目を挙げた。

首位発進だったものの6番から3ボギーを叩いて首位を明け渡し、金谷拓実や同学年の蟬川泰果、中島啓太がひしめく大混戦へ。しかし長いバーディパットを沈めた14番から連続バーディ、初優勝からわずか2カ月、メジャーの大舞台で2勝目をつかんだ。

主な副賞(2024)
飛騨牛10㎏、美濃焼など

練習日を取材したベテラン編集者が選ぶ注目選手

小木曽喬

画像: 小木曽喬(中日クラウンズ、撮影/有原裕晶)

小木曽喬(中日クラウンズ、撮影/有原裕晶)

愛知県出身の27歳。中学時代から会場となる富士カントリー可児クラブのメンバーで、今も地元にいる間はいちばんプレーするコースだそう。今回出場選手のなかで最もコースを知り尽くしている男だと言えます。今年6月に開催された「ハナ銀行インビテーショナル」ではプロ初優勝、その勢いのままにメジャータイトル獲得なるか!

<2024年度スタッツ>
賞金ランキング:4位/平均パット数:1.7111(2位)/平均ストローク:70.657(11位)

岡田晃平

画像: 岡田晃平(関西オープン、撮影/岡沢裕行)

岡田晃平(関西オープン、撮影/岡沢裕行)

高知県出身の22歳。今季プロ1年目のルーキー。出場試合が限られるなか、すでに獲得賞金は1000万円オーバー。「ドライバーが得意だけど、今季はパッティングのスタッツが良くて。プロの速いグリーンに慣れたのが大きいと思います。メジャーとか難しいセッティングのほうが得意」とは本人の談。
今季は、東北福祉大の先輩・蟬川がアマ優勝したときの中村凛キャディとタッグを組んで好調!

<2024年度スタッツ>
賞金ランキング:24位/平均バーディー数:4.500(3位)/平均パット数:1.7366(12位)

今野大喜

画像: 今野大喜(東建ホームメイト、撮影/姉崎正)

今野大喜(東建ホームメイト、撮影/姉崎正)

岐阜県出身の27歳。プロゴルファーの今野康晴を伯父にもつ。
実家は会場から車で25分ほどの恵那市にある「手打ちうどん・そば勝美」で、まさに地元を背負って試合に挑むこととなります。今季はツアー選手権で好成績を収めていて、大舞台に強いメンタルが伺えます。伯父の今野康晴に続き、メジャータイトルを狙う!

<2024年度スタッツ>
賞金ランキング:49位/リカバリー率:63.291%(30位)/ドライビングディスタンス:289.71(41位)

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