7月11日、セガサミーカップ(ザ・ノースCC)初日、稲森佑貴が嘉数光倫、杉山知靖、大槻智春と並び、7アンダーでトップに立った。
画像: セガサミーカップ初日、だたひとり、フェアウェイキープ率100%を達成した稲森(撮影/岡沢裕行)

セガサミーカップ初日、だたひとり、フェアウェイキープ率100%を達成した稲森(撮影/岡沢裕行)

前週ひらめいた内容は「まだ言わないです!」(稲森)

「おめでとう!」

10番スタートの稲森は上がりの9番をホールアウト後、その日のフェアウェイキープ率100%に同組の宮里優作から祝福の声がかかった。すべてのホールでティーショットをフェアウェイに運んでみせたからだ。

稲森は先週の日本プロゴルフ選手権までフェアウェイキープ率が78.3%で断トツのトップ。2位の日高将史が66.7%、3位の小浦和也が66.6%、4位以下は65%、64%、62%と以降も1~2%で数値は変わる程度だが1位と2位の差がおよそ12%と、その数字の差は際立っている。

18年と20年にコースセッティングが厳しい日本オープンに勝利しただけあって、ティーショットの高い精度を誇る稲森。まさに日本一曲がらない男!

画像: 初日フェアウェイしか歩かなかった稲森(撮影/岡沢裕行)

初日フェアウェイしか歩かなかった稲森(撮影/岡沢裕行)

先週の日本プロで2位に入り、中日クラウンズやBMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップではトップ10に入ったものの、前半戦はいまいち調子に乗れなかった稲森。

それが、「先週ひらめきがあって。初日の午後あたりに『これかな』と……」

そのひらめきについて聞くと即答した!

「言わないです。言ったら終わるんで、これ(言わないの)は決めました。試合が終わってから言います」

その先週のひらめきを今週に持ち込み、練習ラウンドで調整しながら初日の朝もイメージが良く本番に臨めたという。

記者からの質問が続くなかで「ゴルフを難しくやってた気がして、もっと簡単にできないかな。スウィングのキレイさとか構え方とか固執し過ぎてたんです」

記者の質問に応答しているうちに、思わずそのひらめきの中身を暴露してしまったか?

「これは真相じゃないです(笑)。 言わないですよ」

スウィングのこだわりを取っ払うことがひらめきの答えではなかった。

ただ、気になる日本一曲がらない男の真相。

初日フェアウェイキープ率がただひとり100%だった稲森のティーショットの精度アップした“ひらめき”の秘密は最終日に明かされる!?

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