セガサミーカップ2日目、衝撃シーンをカメラマンが激写! プロゴルファーと北海道の野生の小鹿との珍しい光景を写真で紹介する。

セガサミーカップの開催コース、ザ・ノースCCに現れた小鹿(撮影/岡沢裕行)
谷口徹のバンカーショットに北の小鹿が……

谷口徹のバンカーショットのボールがグリーンの壁に当たり、衝撃音で顔を上げる小鹿(撮影/岡沢裕行)
“ムシャムシャッ”……。
北の小鹿がセガサミーカップの開催コース、ザ・ノースCCの浅いクリーク(小川)に足を入れながら、のんびりと水辺の雑草を食べていた。
9番ホール右側にあるバンカーにやって来たのはツアー通算20勝の56歳谷口徹。バンカーからピンまでの距離を慎重に測り、バンカーショットのアドレスに入る。
小鹿はまだ雑草を食べ続けている。
谷口がショットを放った瞬間、”ドーン”と響く衝撃音!

谷口のミスショットに反応する小鹿(撮影/岡沢裕行)
その瞬間、小鹿はビクついたように顔を上げ、ミスショットした谷口を見つめる。
壁に当たって跳ね返ったボールは谷口の頭上を越えてバンカー内の後方にボフッと。
砂の上に落ちたボールにも反応する小鹿。
再度アドレスに入る谷口。
「しかと見とけよ」と言わんばかりの谷口の打ち直しはナイスショット。
"谷口さん、ファイト"
小鹿は谷口を応援するように打ち直しの一部始終をずっと見守っていた。
撮影/岡沢裕行