今週木曜日から開催される「横浜ミナトチャンピオンシップ2024」では、熱中症対策として練習日から最終日までショートパンツ(短パン)の着用が認められている。これまではプロアマを除く練習日の着用は認められていたが、本戦での着用は国内男子ツアー史上初めての試みとなる。昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!

8月8日(木)~8月11日(日)横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~

画像: Par3のティショットを打つ中島啓太(撮影/有原裕晶)

Par3のティショットを打つ中島啓太(撮影/有原裕晶)

会場:神奈川県 横浜カントリークラブ(18ホール、7207ヤード、パー71)
賞金総額:1億2000万円、優勝賞金:2400万円

2023年に新設された大会で、藤木企業株式会社と株式会社三協。栄えある第1回大会の優勝者はパリ五輪日本代表の中島啓太だった。

第2回大会となる今年は、大会サポーターとして、ダンスボーカルグループ「EXILE(エグザイル)」のメンバー、MATSUこと松本利夫さんが就任。大会の盛り上げ役にひと役買っている。

また今回はアンバサダーを務める丸山茂樹の息子、丸山奨王のほか、5月ぶりの国内ツアーに参戦する桂川有人が参戦する。

プレーバック2023

画像: 一時は中断したものの、流れを切らさず優勝を手にした。(撮影/有原裕晶)

一時は中断したものの、流れを切らさず優勝を手にした。(撮影/有原裕晶)

画像: 最終ホールをパーとし、優勝を手にした。(撮影/有原裕晶)

最終ホールをパーとし、優勝を手にした。(撮影/有原裕晶)

降雨によるコースコンディション不良の為、最終組が2番プレー中から3時間22分の中断を挟んだ最終日。2打差の2位で出た中島啓太が6バーディ、1ボギー「66」で回り、通算13アンダーまで伸ばして逆転。

プロ転向後で2度目の予選通過を果たした石川遼の弟・石川航は通算3オーバー51位で4日間を終えた。

主な副賞(2023)

優勝副賞には「トヨタ クラウン クロスオーバー」、そのほかにベストスコア賞(最終日のみ)受賞者には飛鳥クルーズのペア招待券が、最多バーディ賞ではDENBA Health スタンダードタイプが贈られた。

画像: 「トヨタ クラウン クロスオーバー」(撮影/有原裕晶)

「トヨタ クラウン クロスオーバー」(撮影/有原裕晶)

大会アンバサダー・丸山茂樹が選ぶ注目選手

「若い選手が非常にノリノリなので、僕から言わせてもらうとそういう選手全員に優勝争いに絡んでもらいたいなと思っています。清水大成や桂川有人、蟬川泰果、河本力、そういう選手がいっぱいいるので。しかも横浜CCはそういう選手を迎えられるポテンシャルのあるコースなので、打ち負けないように、そういう子たちが上に来てくれると僕らも観てて良かったなと思うので、頑張ってもらいたいなと思います。(パリ五輪で一緒にいた)中島啓太は『今週出れなくてすみません』って言ってましたけど、それに代わって去年の屈辱を蟬川は晴らしたいと思いますし、稲森佑貴みたいにとことこん曲がらない選手とか、日本OPも勝っているし、そういう真逆の対応の一騎打ちも面白いなと思います」(丸山茂樹)

桂川有人

画像: 東建ホームメイトカップでの桂川有人(撮影/姉崎正)

東建ホームメイトカップでの桂川有人(撮影/姉崎正)

昨年12月に目澤秀憲コーチに師事し、ツアーでは小柄な167センチの体格からスウィング・体・ギアの三位一体の改造を行い平均飛距離300ヤードという飛距離アップに成功。そして今大会では5月のミズノオープン以来となる3カ月ぶりの国内ツアー参戦となった。

<2024年度スタッツ>(8月7日時点)
賞金ランキング:1位/リカバリー率:73.7%(1位)/フェアウェイキープ率:60.3%(13位)

蟬川泰果

画像: 日本プロゴルフ選手権大会2024にて(撮影/岡沢裕行)

日本プロゴルフ選手権大会2024にて(撮影/岡沢裕行)

2022年9月のレギュラーツアー「パナソニックオープン」にてツアー史上6人目のアマVを達成。レギュラーと下部の2つのツアーで優勝を飾るアマ選手は初めてだった。22年10月5日付の世界アマチュアランキングで1位に浮上。平均飛距離は男子ツアー上位に入る304.75ヤードの6位に入っている。

<2024年度スタッツ>(8月7日時点)
賞金ランキング:13位/リカバリー率:66.6%(19位)/フェアウェイキープ率:51.4%(78位)

稲森佑貴

画像: 第88回日本プロゴルフ選手権大会での稲森(撮影/姉崎正)

第88回日本プロゴルフ選手権大会での稲森(撮影/姉崎正)

「日本一曲げない男」として有名な稲森は、FWキープ率79.9%を誇り、2位は66.964%ととてつもない精度を誇っている。本人曰く目標の数字は80%とのことで、「80%行かないと、女子に勝てないじゃないですか」と以前語っていた。ちなみに女子のFWキープ率トップは酒井美紀の83.0612%。これからのスタッツにも注目したい。(8月7日時点)

<2024年度スタッツ>(8月7日時点)
賞金ランキング:12位/リカバリー率:72.9%(2位)/フェアウェイキープ率:79.9%(1位)

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