8月9日(金)~8月11日(日)NEC軽井沢72
会場:長野県 軽井沢72ゴルフ 北コース/18ホール、6685ヤード、パー72
賞金総額:1億円、優勝賞金:1800万円
1987年スタートの軽井沢72東急女子オープンが前身で1992年からNECの主催になり今年で33回目。若手育成を目標とし新人選手最上位者を「ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞」として表彰している。
プレーバック2023
菅沼菜々が2位タイの神谷そら、小祝さくらに3打差をつけ単独首位で最終日をスタート。神谷が前半でトップの菅沼に1打差に詰め寄るが互いに譲らず、最終ホールのバーディで菅沼をとらえてプレーオフに。
1ホール目は両者ボギーで分け、2ホール目で菅沼がバーディを決め神谷を振り切ろ初優勝を飾った。
主な副賞(2023)
スバルOUTBACK、NECノートパソコン LAVIE NEXTREME infinity、NECタブレット LAVIE Tab T12、ザ・プリンスヴィラ軽井沢テラスタイプ1泊宿泊券
桑木志帆のコーチでみんゴル特派記者中村修が語る注目選手
「先週に続いて今週も洋芝のコース。少しボールが沈む特性があるため、ダウンブローで打つことが求められます。グリーンは軟らかくて止まりますが、転がすとまあまあ速く仕上がっています。ショットが止まるので、ピンを積極的に攻めたプレーが多く見られるでしょう」(中村)
小祝さくら
プロフィール
畑岡奈紗や勝みなみらと同じ2017年89期生で1998年生まれの黄金世代の1人。今シーズン既に2勝を挙げ通算11勝を誇る。トップ10の回数も11回と安定した成績を残しており、年間獲得賞金は堂々の1位。連続出場回数記録も228回とし、「鉄人」と称される女子プロ。
2024年度スタッツ
メルセデス・ランキング:3位/平均ストローク:70.1537(3位)/年間トップ10回数:11回(3位)
中村のコメント
小祝選手は2021年度の優勝者で、昨年大会でも5位タイと上位に食い込んでいます。今シーズンは全米女子オープンを含む21試合中予選落ちが2回あったもののトップ10に12回入っており、その安定したプレーから賞金ランキングもトップ。今年は常にショットも安定しているので、攻めのゴルフを見ることができるでしょう。
竹田麗央
プロフィール
天本ハルカや尾関彩美悠らと同じ2022年94期生。今年のKTT杯バンテリンレディスで初優勝を飾ると2週連続優勝、ブリヂストンレディスと先週の北海道meijiカップでも優勝を挙げ、既に今季4勝と勢いに乗っている若手。昨年の最多優勝だった山下美夢有の5勝を超えることはできるのか……!
2024年度スタッツ
メルセデス・ランキング:1位/パーオン率:74.9740%(1位)/平均ストローク:69.4174(1位)
中村のコメント
先週も接戦を制し見事優勝を遂げ4勝目を飾った竹田選手ですが、先週に引き続きしっかり振り切るドライバーで好調さをキープしています。歴代の優勝者に元祖飛ばし屋の福嶋晃子が何度も名前を記録していることから飛ばし屋有利のコースであることは明白。今大会で5勝目を挙げることができるのか期待です。
桑木志帆
プロフィール
岩井明愛・千怜姉妹や阿部未悠らと同じ2021年93期生。昨年は優勝こそなかったものの安定したプレーでメルセデス・ランキング10位で今シーズンをスタート。今年の資生堂レディスオープンでは念願の初優勝を遂げた。
2024年度スタッツ
メルセデス・ランキング:12位/イーグル数:7(1位)/平均ストローク:70.9082(12位)
中村のコメント
桑木選手は昨年のこの時期、北海道meijiカップで2位、NEC軽井沢72で5位、その翌週のCATレディスで3位と8月は好調にある傾向があります。先週は最終日に崩れてしまいましたが、そこから学び今週はリベンジを果たすことに期待しています。