今日から4日間かけて第27回ゴルフダイジェストジャパンジュニアカップ(中高生の部)が開催! 岩井姉妹や中島啓太など多くのプロを輩出した本大会には、全国各地からプロゴルファーの卵が集結している。日にちは経ったが、8月9日に開催された小学生の部で見事上位入賞したゴルファーたちを紹介しよう。

8月9日に開催された部門

・6~7歳の部 女子(本戦)
・8~9歳の部 男子(本戦)
・10~11歳の部 男子・女子(本選)

6~7歳女子の優勝は羽様希空さん。2位に6打差をつける5アンダーを記録!

画像: 6-7歳女子の部の入賞者たち

6-7歳女子の部の入賞者たち

■順位
優勝 -5 羽様 希空さん(はざま そら・小学2年生・岡山県)
準優勝 +1 小澤 蘭さん(おざわ らん・小学2年生・東京都)
3位T +3 大竹 紗楽さん(おおたけ さら・小学2年生・愛知県)
3位T +3 高森 心花さん(たかもり こはな・小学2年生・茨城県)

入賞者4人と話してみると“普通の小学生”なのだが、やはりゴルフの話となると真剣そのもの。そんな彼女たちを紹介しよう!

羽様希空さん「世界一のプロゴルファーになりたい!」

画像: 得意クラブはドライバー、ラン込みで140〜150ヤード飛ばすそう

得意クラブはドライバー、ラン込みで140〜150ヤード飛ばすそう

ゴルフを始めたのは5歳頃から。「お父さんの練習についていって、それがきっかけ。やってみて楽しくてもっとやりたいなって思いました」。約3年のゴルフ歴だがベストスコアは67。全国から選手が集まる大きな大会でもベストタイの成績であがってきたから驚きだ。「最後の18番ホールのグリーンが奥に傾斜していてそこが難しかった」というものの「ノーボギーなのがよかったなあと思う」と終始安定したプレー運びは大人顔負け。

画像: 「学校ではBling-Bang-Bang-Bornを踊りました!」

「学校ではBling-Bang-Bang-Bornを踊りました!」

好きなゴルファーは笹生優花プロ。「この前のメジャー大会で優勝したのが格好いいなって」と刺激を貰ったのか、将来は「世界一のプロゴルファーになりたい」とのこと。

「来年もし出られたら、もうちょっと距離を出したりパターがあんまり得意じゃないから入るようにしたりして出たい」と来年の大会に向けた意気込みもバッチリ!

小澤蘭さん「将来はオリンピックに出たい!」

画像: 学校では野球が流行っていて「投げるのが得意!」

学校では野球が流行っていて「投げるのが得意!」

ゴルフを始めたのは「おもちゃみたいの(スナッグゴルフ)は2歳からで本格的に始めたのは5歳から。パパと一緒に始めたけど、パパより上手くなっちゃった」とベストスコア71の腕前の小澤さん。この日は「自分のなかで少し長めの距離(のパター)が入ったり、バーディーたくさん取れました!」と大会を楽しんだ様子。でもそこで満足してはおらず、「5アンダーとか出してみたい。今すぐ出したい!」と次の目標もかなり具体的。

好きなプロは「松山英樹プロ、強くて格好いい。わたしもプロゴルファーになっていろいろ活躍したい。オリンピックに出たい!」とプロになった先の未来も見据えている様子。

大竹紗楽さん「将来の夢はプロゴルファーの先生です」

画像: 「学校では“こっくりさん”が流行ってます!」。令和の小学生は100円玉を使うのだそう

「学校では“こっくりさん”が流行ってます!」。令和の小学生は100円玉を使うのだそう

「4歳のときにパパが“やってみよっか”って言ってやってみたら楽しかった」のがきっかけだと話す大竹さん。この日、「プレーは良かった。特にショット系。でもパターが難しくて3パットとかしちゃった」と悔しさも見せていた。どうしたら3パットが減るかなと訊ねると「オーバーして打つ!」と即答。これを即答できるアマチュアゴルファーは大人でもなかなかいないのでは……!

  

将来の夢はもちろん「プロゴルファー」なのだが、「プロゴルファーになって、プロゴルファーに教える先生になりたい」と予想外のコメント。 

「可愛くて好き」だという渋野日向子プロのように、プロコーチ界にも“スマイルシンデレラ”が誕生する日も近いかもしれない。

画像: 「キャラクターはドラミちゃんが好き!」

「キャラクターはドラミちゃんが好き!」

高森心花さん「試合でたくさん勝ちたいです!」

画像: 走るのが得意で鬼ごっこが大好きだという高森さん

走るのが得意で鬼ごっこが大好きだという高森さん

ゴルフを始めたのは4歳のとき。「パパが遊びで教えてくれて、どんどん打てるようになってコースとか連れてってくれたのがきっかけ」。プレーを振り返ってもらうと「アイアンがよかった! ピンに近づいていった! けど、1mくらいの短い距離(のパター)を入れるのが難しかった。ママが短い距離は大事って言ってた」とゴルフ好きな家族の様子が伺えた。

将来は「プロゴルファーになって0歳から100歳まで遊べるゴルフ公園をつくりたい!」とのこと。「滑り台とかブランコとかクラブで作るの」と小学生の柔軟な発想ならではのアイデアも。「体力あるから夏のゴルフも大丈夫!」と心強い高森さんが次に挑むのは23日の那須伊王野ジュニアカップとのこと。「カップを取ってきたい」とやる気十分!

画像: 高森心花さんと小澤蘭さん

高森心花さんと小澤蘭さん

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