昨年は櫻井心那が史上3人目の10代で3勝を達成したゴルフ5レディス。昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!

8月30日(金)~9月1日(日)ゴルフ5レディス

画像: 2023年ゴルフ5レディス

2023年ゴルフ5レディス

  

会場:岐阜県 ゴルフ5カントリー みずなみコース/18ホール、6559ヤード、パー72
賞金総額:7000万円、優勝賞金:1260万円

1996年の第1回大会から全国のアルペングループのコースで開かれてきた。今年はアルペングループ初のゴルフ場である「ゴルフ5カントリー みずなみコース」で4年ぶりに開催。

プレーバック2023

画像: 最終ホールでバーディを奪った櫻井心那が優勝!

最終ホールでバーディを奪った櫻井心那が優勝!

画像: 櫻井心那が史上3人目の10代で3勝を達成

櫻井心那が史上3人目の10代で3勝を達成

北海道にある「ゴルフ5カントリー 美唄コース」で開催された2023年大会。   

最終日の前半を終えて最終組の鈴木愛と櫻井心那が首位タイで並んでバック9に突入。

鈴木が10・11番の連続ボギーでスコアを崩すなか、山下美夢有がスコアを伸ばし、櫻井と小祝さくら、山下がトップで並んだものの、最終ホールでバーディを奪った櫻井が2人を抑え史上3人目の10代で3勝を達成した。

   

主な副賞(2023)

美唄市出身彫刻家・安田侃さん作ホワイトブロンズ製ミニ彫刻「妙夢」「意心帰」各1点(美唄市提供)、美唄産米 雪蔵工房 おぼろづき365kg(美唄市農業協同組合提供)

画像: 副賞として彫刻2点を贈られた

副賞として彫刻2点を贈られた

桑木志帆のコーチ兼みんゴル特派記者中村修が語る注目選手

「会場のゴルフ5カントリー みずなみコースは、フェアウェイの傾斜が強く、狙った位置に落としてもラフまで転がっていってしまうほど。落としどころだけでなく、その先もうまく計算していく必要があります。また、深いラフも段のあるグリーンも雨の影響で難易度が上がると予想されます。フェアウェイキープができるか、柔らかく重たくなったグリーンでしっかり打っていけるかがポイントになりそうです」(中村)

竹田麗央

画像: 竹田麗央(大東建託・いい部屋ネットレディス、撮影/岡沢裕行)

竹田麗央(大東建託・いい部屋ネットレディス、撮影/岡沢裕行)

プロフィール
川﨑春花や櫻井心那らと同じ2022年94期生。今年4月のKKT杯バンテリンレディスで初優勝を遂げると、翌週のフジサンケイレディスも制し、その後のブリヂストンレディス、北海道 meiji カップと今季すでに4勝を挙げている。ドライバーの平均飛距離が250ヤードを超える飛ばし屋の女子プロの1人。

2024年度スタッツ
メルセデス・ランキング:1位/平均ストローク:69.4306(1位)/ドライビングディスタンス:262.47(4位)

中村のコメント
“振り切るドライ―バー”を思い出して北海道meijiカップで4勝目を挙げました。ここから熾烈な女王争いが始まる終盤戦、現在2位の山下選手や全英7位のポイントが加算される岩井明愛選手が出場していない今週は、少しでも差を広げておきたいところでしょう。本人曰く、先週に引き続き調子は悪くないとのこと。全英ではドローで攻めることも多かったようですが、持ち球のフェードへの修正も万端で、あとはパッティング次第の様子。

川﨑春花

画像: 川﨑春花(CAT Ladies、撮影/有原裕晶)

川﨑春花(CAT Ladies、撮影/有原裕晶)

プロフィール
前述の竹田麗央と同じ2022年94期生。2022年の日本女子プロ、マスターズGCレディースを制したあと、昨年は優勝こそなかったものの今年はミネベアミツミレディスと大東建託、いい部屋ネットレディスで2週連続、全英出発前のCAT Ladiesも制し3勝。ショートアイアンを得意とする選手。

2024年度スタッツ
メルセデス・ランキング:9位/トータルドライビング:48p(4位)/パーオン率:72.0134%(11位)
トータルドライビング:ドライビングディスタンス順位とフェアウェイキープ率順位を合算した値

中村のコメント
周りを気にせず自分のプレーに集中する術を手にしたことで今季3勝と復活。セントアンドリュースもグリーンが遅かったため、雨の影響でグリーンが遅くなったとしても上手くハマれば上位進出は間違いないでしょう。帰国後、しっかりケアもできたとのこと。イギリスで受けた洗礼が活かされることに期待です。

菅沼菜々

画像: 菅沼菜々(大東建託・いい部屋ネットレディス、撮影/岡沢裕行)

菅沼菜々(大東建託・いい部屋ネットレディス、撮影/岡沢裕行)

プロフィール
稲見萌寧や原英莉花らと同じ2018年90期生。昨年のNEC軽井沢72ゴルフで悲願の初優勝、同年のマスターズGCレディースも制し通算2勝。公表している広場恐怖症の関係で先週のニトリレディスは不参加、2週間ぶりのツアー参加となる。

2024年度スタッツ
メルセデス・ランキング:64位/リカバリー率:65.4286%(25位)/パーセーブ率:84.3434%(47位)

中村のコメント
昨年初優勝を含め2勝を挙げた菅沼選手。今季は調子が上がって来ていませんが、そろそろエンジンが掛かってくるのではないでしょうか。広場恐怖症の影響で、先週のニトリレディス、来週のソニー日本女子プロゴルフ選手権も含めて遠方で開催される大会には出場できない彼女の踏ん張りどころとも言えるでしょう。

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