難病とたたかう子どもたちの夢をかなえる支援をしている「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」という非営利のボランティア団体がある。その団体が、ゴルファーなら誰もが憧れるであろう霞ヶ関カンツリー倶楽部を貸し切ってチャリティコンペを行うという。どのようなような思いからコンペを実施するのか、事務局長の鈴木朋子氏に話を聞いた。

10月28日(月)霞ヶ関カンツリークラブにてチャリティコンペが開催!

ゴルファーなら誰しも、いつかはプレーしたいと憧れるであろう霞ヶ関カンツリー倶楽部。そんな霞ヶ関カンツリー倶楽部でプレーできるチャンスがある。ちょうど1カ月後の10月28日(月)、チャリティコンペが開催されるというのだ。

画像: 霞ヶ関カンツリー俱楽部(撮影/横山博昭)

霞ヶ関カンツリー俱楽部(撮影/横山博昭)

コンペの主催は「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」。「メイク・ア・ウィッシュ」は世界40カ国に拠点を置き、日々難病とたたかう子どもたちの夢をかなえるために手を差し伸べているボランティア団体でその日本支部になる。病気になってしたいことが先延ばしになってしまう子どもたちに“今でもできることはたくさんある”というメッセージを伝えるべく活動している。昨年は、「憧れの人に会いたい」「沖縄でイルカと遊びたい」「母の日にプレゼントをしたい」など、174名の子どもたちの夢を実現に導いた。

同団体主催のチャリティコンペは今年で3回目。3年前に日本支部の発足30周年を記念して企画したのがきっかけだという。

画像: 事務局長の鈴木朋子氏(提供/メイク・ア・ウィッシュ)

事務局長の鈴木朋子氏(提供/メイク・ア・ウィッシュ)

「決して“可哀想な子どものため”ではなく“誰もが持っている願う気持ちをみんなで応援しよう”という気持ちで日々活動しています。このチャリティコンペにも、“ゴルフをプレーすることが子どもたちの夢実現につながるよ”というメッセージが込められています。

ゴルフはすごく人気のあるスポーツですし、コンペを開催することでボランティアに対してポジティブなイメージを持って欲しいと思っています。

霞ヶ関カンツリー倶楽部さんとはたまたまご縁があり、3年前からお借りすることができるようになりました。このチャリティゴルフに大変心を寄せていただき、集まった参加費などはすべて子どもたちの夢実現のために使わせていただいています。みなさん楽しんでプレーしていただいている様子がすごく励みになりますし、みなさんの幸せがチャリティにつながるこんな素晴らしいことはないと思っています。 “憧れの霞ヶ関カンツリーでのプレー”は、ある意味みなさんの夢がかなう瞬間であって、自分の嬉しい気持ちがまた誰かのためになるというのはすごく素敵なことだと感じています」

画像: 昨年のチャリティコンペの様子(提供/メイク・ア・ウィッシュ)

昨年のチャリティコンペの様子(提供/メイク・ア・ウィッシュ)

チャリティコンペの開催は休業日である月曜日だが、霞ヶ関カンツリー倶楽部がチャリティとして貸切りを行うのは同団体への協力が初めてのこと。コンペ当日は休業日、もちろん所属キャディもお休みだ。

「わたしたちの活動のなかに“Kids for Wish Kids Program = 子どもたちが子どもたちの夢実現のお手伝いをする”という活動があります。日本ではあまり根付いてはいませんが、この活動の一環として大学ゴルフ部のメンバーにキャディとして当日参加してもらっています。当然キャディ経験の少ない学生さんがいたりもしますが、不慣れながらも一生懸命やってくれるフレッシュさがとても良かったなど、ご好評をいただいています」

ゴルファーを退屈させないイベントも盛りだくさん!
■中嶋常幸×小笠原亘(TBSアナウンサー)トークショー
通算48勝を挙げたレジェンド中嶋常幸と、マスターズで実況を務めたTBSアナウンサーの小笠原亘氏が、マスターズのエピソードを中心としたトークショーを開催!

■クラブフィッター鹿又芳典氏によるトークショー
年間の試打数が2000本を超えるクラブフィッター兼クラフトマンの鹿又芳典氏が、最新のクラブ事情を赤裸々に!

■チャリティオークション
今シーズン既に6勝を挙げている竹田麗央プロをはじめ、岩井明愛プロ・千怜プロ姉妹、桑木志帆プロ、原英莉花プロ、河本結プロなど、約30を超える女子プロたちのサイングッズがオークションに! 金額を記入して投票するサイレントオークション方式を採用

画像: 女子プロ約30名のサイン入りグッズがチャリティオークションに出品予定!

女子プロ約30名のサイン入りグッズがチャリティオークションに出品予定!

1カ月後に迫るこのコンペ、東・西コースで合計72組の募集だが、オリンピック開催コースということもあってか東コースは既に満員。現在は井上誠一設計の西コースのみの募集だ。

「やはり、オリンピック開催コースなので東はすぐに埋まってしまいましたが、メンバーさんも含め、実は西コースのほうがいいと話す方がとても多くいらっしゃいます。西コースは井上誠一さん設計で、意外なところに空中ハザードがあったり、とても戦略的に設計されたコースなんです。腕自慢の方は上手くいったときの喜びが大きいんじゃないでしょうか。コースは本当に日本庭園のような美しさなので、是非景色も楽しみながらプレーしていただきたいです」

もちろん、このコンペには年齢制限がなく、気の置けない仲間や家族揃っての参加も可能。申請すれば、同じ組でプレーすることができるという。ゴルフ仲間と最高のコースでプレーでき、さらにそれがチャリティにつながる。こんな素敵なコンペは他にないのではないだろうか。秋も深まりベストシーズンとなる10月末、是非参加の検討を!
なお、プレーヤーはもちろん、キャディとして参加するゴルフ部のメンバーも募集中とのことだ。

Make-A-Wish Japan チャリティゴルフ大会 in 霞ヶ関カンツリー倶楽部
開催日:2024年10月28日(月)
開催場所:霞ヶ関カンツリー俱楽部 東コース、西コース
参加人数:計72組 MAX 288名
参加費:東コース 4万2900円、西コース 3万7400円
※プレイ代、朝・昼食代、パーティ代、利用税、消費税を含む
開催内容:各賞表彰、トークショー、チャリティオークションなど
申込方法:「Make-A-Wish Japan チャリティゴルフ大会」HPより

This article is a sponsored article by
''.