政田夢乃
シード権に向け、しっかりと準備をしてきた政田
第2回リランキング：14位
メルセデスランキング：54位
賞金ランク：52位
トップ10回数：4回
先週行われたステップ・アップ・ツアーの収穫を聞くと「好きなコースだったので、ショットとかのイメージが良くなってきていて、ショット自体も少しずつまとまるようになりました」と語り、今週に向けて調子が上がってきている様子。
グリーン周りを入念にチェックする政田
シード権や、初めて回る東名CCについて聞くと、「毎試合、シード権を取れるように頑張りたいなって気持ちはありますけど、意気込み過ぎないようにして、リラックスして挑みたいです。東名CCは初めてで、硬くて速いグリーンに苦戦してしまいました。ティーショットでフェアウェイに置かないとグリーン奥まで行ってしまうことが多かったです。私自身飛ぶほうではないので、ユーティリティを使ったり、ロングアイアンを使うとフェアウェイからでも止まらないこともあったので、ティーショットを慎重に打ちたいです。しっかりパーセーブするホールと、バーディを狙っていけるコースが自分の中ではっきりしているので、しっかりと割り切ってスコアを伸ばしていきたいと思います」とシード権獲得に向け準備をしつつ、決して空回りしないように適度にリラックスして臨む姿勢を語ってくれた。
菅楓華
笑顔が絶えずに取材に応じてくれた菅。シード権を視野に入れている
第2回リランキング：18位
メルセデスランキング：65位
賞金ランク：64位
トップ10回数：3回
コースの印象を聞くと「今週は今までの中でもかなりグリーンが硬くて、とにかく速かったです(笑) 。フェアウェイからだと、多少止まってくれるんですが、ラフだと止まらないので、まずはドライバーをフェアウェイに置くことがかなり大事かなって思いました」。
東名CCのコースは初めてだという菅は、「思ったよりアップダウンが多くて、とても難しい印象です。落ちた場所によっては球が上がりにくいライもあるので、すごく考えながら練習ラウンドをしていました」と初の東名CCにやや苦戦気味だった。
菅はパターの転がり、本番のカップ位置を想定して入念にパッティング練習
今週の意気込みを聞くと、「先週宮崎に帰ってショットの調整と、スウィングのレッスンをしてもらって良い方向に戻ってきているので、その成果がドライバーで現れたら良いなと思います。またシード権が視野に入ってきて、1試合1試合が大事になってくると思います。目の前の試合に集中してまずはトップ10に入りたいっていうのと、最近いい感じで来ているので、初優勝を目指して頑張りたいなと思っています」と笑顔を交えながら答えてくれた。
顔の全てを覆い、日焼け対策に余念がないしている理由について菅は、「実は母が農家をやっていていつも付けていることが理由です(笑)。あと宮崎でずっと練習していると日差しがすごいので、高校生くらいから日差しを気にしてつけるようになりました」と日焼け対策は母親譲りだ。
フレッシュさ、そしてシード権を狙うアグレッシブな姿勢。話す限りでは穏やかな2人だが、今大会、そして残りの試合にかける想いが溢れていた。
リランキングとは?
『リランキング』とは、シード選手及び当該年度優勝者以外のツアープレーヤーを対象に行われるもので、出場優先順位をシーズン中に見直すシステム。 調子のいい選手の出場機会が増えるため、選手間の競争力を高めることにつながる。
2024年2回目のリランキングは9月19日～22日開催の「ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」終了後に実施された。リランキング対象者全てをメルセデスポイント順に並べて順位を付ける。ここで上位に入らないとレギュラーツアーへの出場は厳しくなる。
※リランキング実施時、獲得ポイントが同じ場合の優先順位は以下の通り①前年度のメルセデス・ランキング上位順②前年度のステップ賞金ランキング上位順③QTランキングリスト上位順④生涯獲得賞金ランキング上位順※リランキング後は、現地ウェイティングもリランキングリストの優先順位により行う
第一回リランキングでの記事はこちら!
