昨年大会では、荒天のなか見事に森田遥が耐え抜き6年ぶりの優勝を果たした。今年は全米女子オープン2勝の笹生優花とアムンディ・エビアン選手権を制した古江彩佳が凱旋参加し、海外メジャーチャンピオン2人が集うことになる。昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!

10月4日(金)~10月6日(日)スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント

画像: 2023年度スタンレーレディス

2023年度スタンレーレディス

会場:静岡県 東名カントリークラブ/18ホール、6610ヤード、パー72
賞金総額:1億2000万円、優勝賞金:2160万円

1980年からスタートし、一時中断を経て2003年に静岡県の東名CCを舞台に復活。2022年から本田技研工業が特別協賛に。プロアマ・本選の選手の活躍に応じたチャリティ活動も実施している。

プレーバック2023

画像: 森田遥が6年振りの優勝を果たした

森田遥が6年振りの優勝を果たした

小祝さくらと並んで首位タイで最終日を迎えた森田遥。前半で小祝が優勝争いから脱落するなか、森田は2つスコアを伸ばす。

バック9では雨と風の影響で我慢のゴルフが続いたが、17番で曲げた1打目が木に当たって戻ってくる幸運もあり、逃げ切って6年ぶりの優勝を果たした。

  

主な副賞(2024)

ホンダ「アコード」、空気清浄機「AℓNUV 全製品一式」

画像: 2023年は副賞としてホンダ「ZR-V」が贈られた

2023年は副賞としてホンダ「ZR-V」が贈られた

桑木志帆のコーチでみんゴル特派記者中村修が語る注目選手

「会場の東名カントリーは、アップダウンのある丘陵コースです。ラフは深く、グリーンのスピードもでていますが、明日朝にかけての雨の影響でコンディションは変わりそう。明日も雨予報が出ているので、ランも出なくなり、ラフはさらに重くなってくるので、そういったコンディションの変化への対応力が問われる試合となりそうです」(中村コーチ)

政田夢乃

画像: 政田夢乃(写真はNEC軽井沢72ゴルフトーナメント、撮影/大澤進二)

政田夢乃(写真はNEC軽井沢72ゴルフトーナメント、撮影/大澤進二)

プロフィール
清本美波や菅楓華らと同じ2023年96期生のルーキー。北海道出身で、高校生のときに「全国高等学校ゴルフ選手権」「北海道ジュニア選手権」で優勝するなど学生時代から活躍。昨年プロテストに合格。「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」終了後のリランキングで30位から14位まで上昇した。

2024年度スタッツ
第2回リランキング:14位/メルセデス・ランキング:57位/年間トップ10回数:4回(28位)

中村のコメント
おっとりとした雰囲気を醸す政田選手ですが、それとは裏腹に攻めるゴルフが彼女のプレースタイル。ショットの調子も上がってきているとのことで、アップダウンのあるコースでしっかりと距離感を合わせることができれば十分に活躍できる実力の持ち主だと思っています。

藤田かれん

画像: 藤田かれん(写真はCATレディス、撮影/有原裕晶)

藤田かれん(写真はCATレディス、撮影/有原裕晶)

プロフィール
櫻井心那や天本ハルカらと同じ2022年94期生。2023年QTでは3位につけ、今季はステップ・アップ・ツアーからレギュラーツアーへ主戦場を変えた勢いのある若手。飛距離と粘り強さを武器としている。

2024年度スタッツ
メルセデス・ランキング:51位/ドライビングディスタンス:249.02(20位)/トップ10回数:2回(45位)

中村のコメント
先週の日本女子オープンではウェイティングからの出場で見事通過、37位の成績で終えました。パー5で積極的にバーディを狙っていくプレースタイルですが、そのためにはティーショットをいかにフェアウェイにおけるかがポイントになってくるでしょう。前述の政田選手と同じく、来年度のシード圏内に入るためにいいプレーを展開することに期待しています。

笹生優花

画像: 笹生優花(写真はAIG全英女子オープンm撮影/姉崎正)

笹生優花(写真はAIG全英女子オープンm撮影/姉崎正)

プロフィール
吉田優利や西村優菜らと同じ2020年92期生。プロデビュー2戦目の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で初優勝すると翌週の「ニトリレディス」も制し“怪物ルーキー”と称された。米LPGA初参戦だった2021年と2024年の「全米女子オープン」を制し、日本勢初の海外メジャー複数回優勝を果たしている。東京五輪ではフィリピン代表、パリ五輪では日本代表として出場した。

2024年度スタッツ(米LPGAツアー)
賞金ランキング:2位/世界ランキング:14位/トップ25回数:7回

中村のコメント
今大会のために10月1日に日本入り。時差ボケの調整や久しぶりの日本の芝を確かめながらプロアマ大会に臨んでいました。笑顔も多くリラックスしていて、試合を楽しめそうな雰囲気を感じられたのが印象的です。今朝の練習での調子も良さそうだったので、海外メジャーで2勝した実力者のプレーを見せてくれるでしょう。

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