「"俺は松山英樹だ!” と思ってプレーするよ(笑)」
PGAツアーの賞金ランキングで現在6位に位置するアダム・スコット(2024年10月8日現在)。今日は、雨が降る中、日本オープンのプロアマに参加した。
「(今回の会場である)東京ゴルフ俱楽部でプレーするのは初めてだけど、日本オープン開催コースのなかでいちばん気に入りました。ティーグラウンドから見渡したときの景色がまず良かったし、バンカーの位置もよく考えられている。いくつかのホールはドッグレッグでティーグラウンドからピンが見えない、動きのある設計になっていたり、ホールごとにそれぞれ特徴がありました。パー3も長いもの、短いもののバランスがよくて面白かった。グリーンが2グリーンで小さいのも好印象です。小さいグリーンが好きなので。また、日本の芝は硬いのでボールが沈まなくてショットがしやすい!」
アダムいわく、キーになるホールは16番と18番。「16番はとても長いコースだけど、狭いのでドライバーを持つかどうか考えさせられるし、18番も同じく長さのあるホールで難しいと思いました。この2つはキーホールになるかも」
今日のラウンドでは、16番ホールのティーショットは4番アイアン、セカンドは3番アイアンという選択だったよう。
ちなみに全18ホール中、ドライバーを持つのは3番と15番の2ホールだけの予定だという。15番はフェアウェイが左右二つに分かれている特徴的なホールで、右のフェアウェイから狙っていったとのことだが、「いつも日本オープンでは戦略面で失敗しているので、今回はきっちり考えたい(笑)」
今大会のために、6日夜に東京着。その日の夜は松山英樹らと夕食を共にしたという。
松山は2016年の日本オープンを制しているが、初日、2日目はアダム・スコットと同組だった。
「英樹が優勝したとき、彼は常にフェアウェイをキープしてセカンドで確実にグリーンへ乗せていたのが印象的。今回は自分がそんなプレーをしたいなと思っています。“自分は松山英樹だ”と思ってプレーしたいね(笑)」
日本オープンは7度出場で、最高が5位。いちばん好きというコースで今週木曜からどのようなプレーができるか、期待したい。