「いまやスマホは15本目のクラブに匹敵する欠かせないギアですね」と語るギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人に、その活用法を聞いてみた。
画像: スロープレーにならないように、自分のスウィング動画を撮影したい(写真はイメージ)

スロープレーにならないように、自分のスウィング動画を撮影したい(写真はイメージ)

自分のスウィング、ストロークを客観的にチェック

クラブフィッター小倉です。皆さんのほうがお詳しいかもしれませんが、今回はゴルフに「スマートフォンを活用しよう」がテーマです。

最近は、スウィングのチェックや、弾道を追尾して軌跡を表示してくれたり、コースでのショットの内容やスコアを入力すると、スコア管理や細かな分析をしてくれるなど、様々なアプリが開発されています。基本となるのは、カメラ機能です。自身のスウィングや弾道を撮影し、その動画を分析することで、ミスの原因究明やスウィングスキルの向上などに繋げることができます。

個人的によくやるのが、パッティングの撮影です。私はパッティングが好きというのもありますが、パッティングの調子を保つために動画を撮っておき、良かった時の動画と見比べることで、調子を保つことに役立てています。

一番気にしている点は、ストロークのテンポ。調子が悪くなると、大体テンポが速くなっていることが多いです。そのほか、アドレス時のひざ、腰、肩の向き、前傾角の大きさなどをチェック。なんとなく違和感を覚えた時は、完全に調子が悪くなる前に、良かった時の動画を見るようにしています。これはショットにも活用できると思います。始動からトップまで、そして切り返し、インパクトまでのテンポが一定だと、調子を崩しにくいですね。

コースでは、スロープレーにならない程度に、たまにティーショット、芝からのフルショット、アプローチ、パターと一通りのプレーを同伴競技者に撮影してもらいます。そうすることで、練習場との差を確認したり、ミスした時の原因を究明するヒントになったりするので、うまく活用できれば、と思っています。プレー中はスウィングの事を考えてしまうと崩れやすいタイプなので、撮影して、後からチェックすることで客観的に自分を見ることができますね。

動画で自身のスウィングやプレーを撮影することは、ミスの原因や上達をするためのヒントを探すうえでとても有効です。周りのゴルファーに注意を払い、特にコースではスロープレーにつながるようなことがないように気を付ける必要がありますが、是非友達や同伴者にお願いして、撮影してみてください。活用すると、よりゴルフライフが豊かになると思います。皆さんはゴルフにスマートフォンをどのように活用されていますか?

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