タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第51回は美しさを追求した「P5」を紹介。

工芸品を思わせるマレットパター

P5は、ポケットバックと呼ばれる、ラウンドタイプの広いフランジが特徴のマレットパターである。過去には、松山英樹などもストレートシャフトを装着した「P5」使用していたので、ご存じのツアーファンも多いのではないだろうか。

画像: 「5P GSS TWISTY」クロマチックブロンズのヘッドが美しいGSSのP5。ソールに刻まれた「T」はツイスト、「LN」はロングネック、「2017」は製昨年を表している

「5P GSS TWISTY」クロマチックブロンズのヘッドが美しいGSSのP5。ソールに刻まれた「T」はツイスト、「LN」はロングネック、「2017」は製昨年を表している

さて、写真は、そんなP5にツイストネックが溶接で取り付けられた、非常に貴重なパターである。GSSのクロマチックブロンズのボディに、スコッティブルーのビッグツアードット。さらに、 ロングタイプのツイストネックとなると、現在の市場ではなかなかお目にかかれない。

キャメロン氏の手作業で仕上げられたツイストネックはそれだけで美しく趣深いが、機械で旋盤加工されたソールプレートの輝きも、工芸品を思わせる仕上がりである。

画像: バックフェースのキャビティ部分には、ビッグツアードットがスコッティブルーでペイントされている

バックフェースのキャビティ部分には、ビッグツアードットがスコッティブルーでペイントされている

ツアープロにとことん向き合ったシンプルなツアーパターは、もちろんいい。しかし、こんな美しさを追求したパターが、スコッティキャメロンの魅力を強く演出していることは間違いないだろう。

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

※週刊ゴルフダイジェスト2024年11月19日号「キャメロンマニア宣言」より

「キャメロンマニア宣言」のバックナンバーはこちらから

This article is a sponsored article by
''.