ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを紹介。今回は、「ゴルフ狂のススメ」がテーマです。
画像: ゴルフを覚えるとき、どんなやり方が効率的?(写真はイメージ)

ゴルフを覚えるとき、どんなやり方が効率的?(写真はイメージ)

練習の「量」が必要なときもある

ゴルフを覚えるとき、どんなやり方が効率的か、という課題について考えていきたいと思います。

たとえば、スクールに入って月1回のレッスンを一年続ける。

スクールに入って週3~4回のレッスンを3か月続ける。

ちょっと極端ですが、どちらのゴルファーの上達が早いと思いますか?

ここで思い出して頂きたいのが、自動車免許の教習です。

私自身の経験では、運転教習の間隔が1週間以上空いてしまうと、もの凄く不安になりました。「あれ、何から始めるんだっけ?」と頭の中で手順を確認しないと、上手く運転操作が出来ないのです。

それが、2,3日の間隔で教習を受けていると身体が覚えていて、自然と手足が動きスムーズに操作出来たことを覚えています。

そう、身体が覚えているうち、身体に感覚が残っているうちに短期間で習得してしまう方が、効率的だと思ったものでした。

ゴルフスウィングの習得にも同じような傾向があるように思います。

クルマの運転も、ペーパードライバーのように長いブランクがあると、とても不安になると思います。ゴルフでも「あー、クラブ握るの半年ぶり」となると、同じように不安が募ることかと思います。

それでも、ちょっと極端例ですが、若い時にプロを目指していた、とか学生時代にゴルフ部に入っていた、などという経験がある方は、少しくらいブランクがあっても、そこそこのプレーが出来て、ビギナーのように全く当たらなくなる。ということは無いようです。

これはやはり、基本的な動作を身体が覚えている為、だと言えるでしょう。

こう考えてみると、上達のためには、あまり間隔を空けずに集中的にスウィング練習に取り組むのが効率的と言えるのかも知れません。

暇さえあればクラブを握り、とにかく「ゴルフ最優先」という「ゴルフ漬け」の日々を送る、狂ったようにゴルフにのめり込む、「ゴルフ狂」ともいえる期間を設けるのも上達には有効なのではないでしょうか?

もちろん、仕事のある社会人が、研修生や学生ゴルファーのようなにゴルフ漬けの生活を送ることは現実的ではないかと思います。

でも練習にはもちろん「質」も大事ですが、身体に覚え込ませるために集中的に多くのボールを打ったり、毎日素振りを繰り返すなど、「量」が必要な時期もあるのだと思います。

練習内容も、応用というよりは基礎的なことに重点を置き、ショートアイアンやウエッジでのハーフショットなどの再現性を高める練習が地味に効いてきます。

出来れば基本が固まってくるまでは、コーチについてきちんとレッスンを受けるのが理想ですね。

これから気温も下がり、野外での練習は辛く感じることもあるでしょう。でもこうした基礎練習はインドアスタジオでも充分出来ます。この時期に「狂ったように」基礎練習に集中的に取り組み、身体に基本動作を覚え込ませる。

なんとなく、ダラダラと練習を続けるのではなく、メリハリをつけ、一定の期間だけ集中的にゴルフに取り組む。「ゴルフ狂」のススメ。

きっと、短期間で劇的な上達が見込める、はずです!

This article is a sponsored article by
''.