ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを紹介。今回は、「コンペで厄介者にならない」がテーマです。
画像: コンペに参加して、気持ちよくプレーするにはどうすればいい?(写真はイメ0時)

コンペに参加して、気持ちよくプレーするにはどうすればいい?(写真はイメ0時)

幹事さんへの感謝を忘れずに、楽しもう!

12月に入ってコンペシーズンもたけなわといったところでしょうか。コンペといえば、大変なのは幹事さん。コンペの規模に関わらず、いろいろと気苦労も多い役目だと思います。

今回はそんなコンペの幹事さんに迷惑をかけないよう「正しい参加者」となるためのポイントを考えていきましょう。

まずは参加表明。

幹事としては一日も早く参加人数を確定させ、おさえた組数を埋めたいもの。出来る限り早く参加申し込みを済ませ、幹事さんを安心させてあげましょう。すぐに決められない時は、「何日までにはハッキリするから」と、回答出来るスケジュールを伝えるようにしましょう。

ドタキャンはもってのほか。最近は組数やバッグ数によってプレー料金が変わるプランも多くなっています。場合によっては参加者全員に迷惑をかけることにもなります。いったん参加表明をしたら、責任を持って参加するようにしたいものです。

次に気になるのが、「組み合わせ」。

コンペで誰と同組になるか、それは相性の問題もあり、参加者の間でそれぞれの思惑が交錯し、幹事さんにも様々な「要望」が届くことも多いようですが、幹事側からするとストレスでしかありません。そのコンペに参加すると決めたなら、潔く諦めて組み合わせは幹事に一任。

「誰と一緒になっても一日楽しく過ごす」気構えが欲しいものです。まあ、こういうのはその時になっても手遅れ。それとなく幹事さんが気を遣ってくれるかどうか、は「日頃のお付き合い」がモノを言うことでしょう。

そしていよいよコンペ当日。

コンペの時は特に遅刻厳禁。遅刻者が出ると組み合わせの変更など、普段のラウンドの何倍もの迷惑をかけることになります。心構えとしては、仲間内のコンペなら、幹事じゃなくても幹事並みに早く到着し、朝の準備のお手伝いをしてあげるくらいが理想でしょう。

実際、コンペ当日のスタート前はなにかと気忙しく、幹事さんもテンパっていたりします。さりげなく受付周りに居てあげて、なにかあればフォローしてあげると良いと思います。また、朝の集合時間を確認し、それに合わせて自分の練習や準備の段取りを考え、遅れずに集まるようにしましょう。

もう一つ気を付けたいのは、幹事に余計な負担をかけないこと。

事前に知らされたコンペ案内のメールや要綱をしっかり確認し、当日幹事に聞かなくても済むようにしておくこと。例えば「ニアピン何番だっけ? 」とか「ランチ付いているんだっけ?」など、いちいち幹事に聞かなくても、事前に案内されているはずです。参加費の徴収があるならおつりのないように。

そしてプレー中。

とにかく進行に気をつける。コンペはどうしても進行が遅れがちになるものです。出来る限りスピーディーなプレーを心掛けましょう。余裕があれば、同組のプレーヤーや、ビギナーのお世話は率先して。

最後に 「プレー後のパーティー」。

コンペを主催する側からすると、コンペはプレー&パーティーも含めて一つのイベントです。よく自分のプレーが終わったら、パーティーは参加せずに帰る、というゴルファーを見かけますし、これはやっぱりマナー違反というか、幹事さんにとっては寂しいと感じるものです。

パーティーに参加している場合でも、自分の賞品を受け取ったらさっさと帰ってしまうという方もいますが、これもあまり良いことではありません。よほどの事情があれば別ですが、出来ればお開きの時間までお付き合いして頂きたいと思います。

どんなコンペでも幹事さんは、参加者が一日楽しく過ごせるように、様々な趣向を凝らし、準備していることと思います。

そんな幹事さんへの感謝の気持ちを忘れずに、その日一日をしっかり楽しんで貰えたらと思います。

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