「すべてのゴルフプレーヤーと一緒に歩み、寄り添う姿勢を貫く」がJGCAの基本理念

アドバイザリーボードメンバーの大西翔太コーチ(撮影/大澤進二)
“ すべてのゴルフプレーヤーと一緒に歩み、寄り添う姿勢を貫く ”
きちんとした資格を取得して、ゴルフコーチとしてキャリアをスタートさせる。そして海外を含めた最先端のメソッドや色んな分野からコーチングの知識を増やし、さらに上のステージのコーチになるため、希望や課題に寄り添って取り組んでいくのがJGCAの姿勢だという。
「JGCA」のミッションは主に3つ。
▶ゴルフコーチという職業の価値向上
▶原理原則から最先端の知見・エビデンスまで、学び続ける機会の提供
▶ゴルフコーチがお互い刺激し合い、学び合い、助け合えるコミュニティの創出
「JGCA」設立の背景
理事を務める柳橋章徳はこう語る。

柳橋章徳/1985年8月15日生まれ、PGA Official TCP-A。11年ゴルフコーチとしてのキャリアをスタート。21年より額賀辰徳プロ、23年6月〜24年4月稲見萌寧プロと専属コーチ契約。1年3カ月ぶりの復活優勝へ導き24年USLPGAツアーの帯同コーチに。24年3月臼井麗香プロのスウィングコーチとしてもJLPGAツアー初優勝を支える(撮影/大澤進二)
「情報を伝える場としてセミナーを行うことが多いのですが、定期的に知識のアップデートをする機会があるのかというと、正直少ないなと感じています。コーチ業は基本的に勉強し続けることがすごい大事だと考えているのですが、常に情報をアップデートできる場というものが日本では少ないのではないかと思っています」と柳橋氏。柳橋氏は運動力学に則った、世界的にも注目度の高いゴルフクラブ力学を軸にレッスンを行い、額賀辰徳プロや臼井麗香プロのスウィングコーチを務める。
「では、誰が情報のアップデートや意見交換の場を設けるのかというのを考えたときに、『コーチ協会』というコミュニティを作ることで、日本のゴルフ技術の底上げが図れるのではないかと考えました。『JGCA』を発足することで惜しみなく情報を提供できるようになり、コーチ業界の方向性を大きく変えていくことができるのではないか」と話した。
これからコーチを目指すゴルファーはもちろん、最先端の理論を学びたいコーチ、そして日本のゴルフコーチの価値向上を試みたい人はJGCAに問い合わせてみてはいかがだろうか。
受験内容
JGCAに入会するには以下の5ステップ。受験資格は申込時に満20歳に達していることが条件となる。
①応募/申し込み
②書類審査
③実技試験の実施
④講義受講と筆記試験の実施
⑤JGCA認定コーチ合格、協会に入会
実技は18ホールストロークプレー(1日)となり、年齢や性別により使用するティーは異なるが、合格スコアは79ストローク以内となる。
※コースレートにより変動あり
受験費用と入会後の年会費
▼実技試験受験料:110000円
※PGA、LPGA、USLPGA、USGTF資格保持者は実技試験のみ無料
∟実技試験再受講の受験料: 33,000円
▼筆記試験受験料と講義受講料:110000円
∟筆記試験再受験料: 11000円
▼年会費(合格した年の翌年から): 33000円
(資格合格まで合計220000円)
※全て税込価格
詳細についてはJGCA公式HPへ。