何をやっても話題になるマッドサイエンティスト(イカれた科学者)ことブライソン・デシャンボー。全米オープンで今年2度目の優勝を飾るなど好調なシーズンを終えた彼がSNSで無謀ともいえるチャレンジを実践した。玄関側からショットを打ち自宅を越えて庭のグリーンにカップインさせるホールインチャレンジである。どんな結末が待ち受けていたのか?
画像: 玄関側から裏庭のグリーンへ、“家越え”のホールインワンにチャレンジしたブライソン・デシャンボー(写真は2024年の全英オープン 撮影/姉崎正)

玄関側から裏庭のグリーンへ、“家越え”のホールインワンにチャレンジしたブライソン・デシャンボー(写真は2024年の全英オープン 撮影/姉崎正)

「家越えのホールインチャレンジを開始します!」と宣言して11月13日にスタートした挑戦。1日目には1打、2日目に2打、3日目に3打といった具合に日を追うごとに打球数は増えていくのがいくらデシャンボーでも1発や2発でこの壮大なチャレンジが完結するはずはない。

ソーシャルメディアで進捗状況を随時更新し、7日目にはあとわずかでカップインの惜しいショットが飛び出した。ポロシャツにショートパンツのゴルフスタイルでチャレンジを行なっていたが4日目にはキャップも被らずビーチサンダルで登場。ふらりと庭に出てきた日常の姿が垣間見えた。

13日目には一旦ショットがカップに入り飛び出した。15日目の最後のショットはカップの淵に当たったがカップインならず。

そして迎えた16日目。「自宅越えホールインワンチャレンジDay16です。今日は16回ショットを打つことができます」とカメラに向かって話しチャレンジがスタート。

すると14打目、カップの右をとらえた打球がスルスルとカップに吸い込まれ遂にホールインワンを達成したのだ。

クラブを放り投げ帽子をかなぐり捨てながら歓喜の雄叫びを上げカップに駆け寄ったデシャンボーは「信じられない、冗談じゃないよね?」と大興奮。

カップからボールを拾い上げキスをして満面の笑みでカメラ目線。喜びを爆発させた。

全米オープンでローリー・マキロイを破り2度目の戴冠を果たしマスターズ6位タイ、全米プロでも単独2位に入り世界ランク対象試合がないLIVのメンバーで最高の世界ランク10位につけるデシャンボー。

ドラコン大会に出場しベスト8入りするなど飽くなき挑戦意欲を持ち続ける彼が自宅越えホールインワンの次に何にしでかすのか?

奇想天外な発想で今後も我々をワクワクさせてくれるに違いない。

ゴルフの科学者ブライソン・デシャンボー関連記事はこちら

This article is a sponsored article by
''.