▶竹田麗央のクラブを1本ずつ写真でチェック! ウェッジの打痕はそこにあるんだ!!
![画像: たけだ・りお/2003年4月生まれ。熊本県出身。熊本国府高校出身。2022年プロ入り。今年4月のバンテリンレディスで初優勝。その後も勝利を重ねて8勝、年間女王に輝く](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/12/10/2f48c72c81c7a057dfd5d4fbebf368ce4ce3a2b4.jpg)
たけだ・りお/2003年4月生まれ。熊本県出身。熊本国府高校出身。2022年プロ入り。今年4月のバンテリンレディスで初優勝。その後も勝利を重ねて8勝、年間女王に輝く
パター以外のクラブは契約するダンロップ製を使用している。ドライバーはZX7 MkⅡのLSプロトでロフトは9.5度。シャフトは今シーズン一貫してツアーAD UBの5Xを挿していた。
![画像: 新しいZXi LSか、今年のエースドライバーZX7 MkⅡ LS(写真左)を使うか試合直前まで考えていたようだが、結局、ZX7 MkⅡ LSでプレー。ちなみにこのZX7 MkⅡのLSは市販されなかったプロトで女子プロで唯一の使用者](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/12/10/250b53cf64d284b882c49218d9436a662c31cf3e.jpg)
新しいZXi LSか、今年のエースドライバーZX7 MkⅡ LS(写真左)を使うか試合直前まで考えていたようだが、結局、ZX7 MkⅡ LSでプレー。ちなみにこのZX7 MkⅡのLSは市販されなかったプロトで女子プロで唯一の使用者
国内最終戦のJLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップの練習日に撮影した際は、ニューモデルのスリクソンZXi LSをバッグイン(冒頭のセッティング写真)。10月の三菱電機レディスではこのZXi LSでプレーしたが、以降の試合はZX7 MkⅡ LSプロト(単体写真)に戻していた。最終戦は試合直前までどちらにするか考えていたようだが、結局、今年優勝を重ねたZX7で戦った。
![画像: ドライバーのシャフトはフレックスXを挿しているが、ウッド系にはSを使用している。ボールの拾いやすさと上がりやすさを求めているのと、コントロールを重視している](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/12/10/ccda9cbe08f9619320aa255bbcf3d30b12b665ac.jpg)
ドライバーのシャフトはフレックスXを挿しているが、ウッド系にはSを使用している。ボールの拾いやすさと上がりやすさを求めているのと、コントロールを重視している
3W、3U、4Uはスリクソン ZX MkⅡを使う。シーズン序盤は5Wや2Uを試す時期もあったが、中盤以降はこの3本に固まった。2本のUTはツアーAD DI HB。
![画像: 6I~PWのZX7 MkⅡは「球の高さが安定して、バラツキが少ない」と竹田は信頼を寄せている。5Iは反発性能が高いZX5 MkⅡを入れており、コンボでアイアンのセットを組んでいる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/12/10/a74ae2873e901a435743b67404ff61ce37813986.jpg)
6I~PWのZX7 MkⅡは「球の高さが安定して、バラツキが少ない」と竹田は信頼を寄せている。5Iは反発性能が高いZX5 MkⅡを入れており、コンボでアイアンのセットを組んでいる
アイアンは5IがZX5 MkⅡ、6I~PWがZX7 MkⅡのコンボセッティング。PWと9Iはロフト以上に飛距離差があり、約15ヤード開いていたが、PWのバックフェースのトウとヒールに穴を空けて軽量化、シャフトも0.25インチ長くして9Iとの差を10ヤードに詰めたそうだ。
![画像: クリーブランド RTX6 ジップコア 50・54・58度。パーセーブ率90.76%で国内ツアー2位。基本的にはカスタマイズはせず、市販モデルを使っているが、50度のバックフェースのトウ側とヒール側に穴を入れて距離を調整。シャフトはモーダス³TOUR120のS](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/12/10/ac538aa73652f2e29c965bdfa1f1653f7a00f9ce.jpg)
クリーブランド RTX6 ジップコア 50・54・58度。パーセーブ率90.76%で国内ツアー2位。基本的にはカスタマイズはせず、市販モデルを使っているが、50度のバックフェースのトウ側とヒール側に穴を入れて距離を調整。シャフトはモーダス³TOUR120のS
ウェッジはクリーブランドのRTX6 ジップコアの50度・54度・60度の3本態勢。50度もPW同様バックフェースのトウとヒールに穴を空けてキャリー距離の調整。飛距離の出る竹田は、2打目にPWや50度を使う機会も多く、この2本の距離感がスコアメイクの生命線であり、穴を空けて軽量化する調整が見事成功したといえる。
![画像: パターは、唯一契約外のオデッセイAi-ONE ♯7のショートスラントネックをシーズン通して使った](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/12/10/a4a23076134df39cf4660c44b9bd866ffc8b12d1.jpg)
パターは、唯一契約外のオデッセイAi-ONE ♯7のショートスラントネックをシーズン通して使った
シーズン前にいくつかのパターを試しながら、今年は開幕からこのパターを使っている。「転がりが良く、距離感も自分に合う」と竹田。平均パット数(パーオンホール)は1.75と国内ツアー全体で3位。来季のUSLPGAツアーの出場権を得ている竹田。米ツアーでの活躍に期待。
1W/スリクソン ZX7 MkⅡ LS(9.5度)・ツアーAD UB(5X)
1W/スリクソン ZXi LS(9度)・ツアーAD UB(5X)
3W/スリクソン ZX MkⅡ(15度)・ツアーAD UB(6S)
3U/スリクソン ZX MkⅡ ハイブリッド(19度)・ツアーAD DI HB(75S)
4U/スリクソン ZX MkⅡ ハイブリッド(22度)・ツアーAD DI HB(75S)
5I/スリクソン ZX5 MkⅡ(24度)・N.S.プロ モーダス³ ツアー120(S)
6I~PW/スリクソン ZX7 MkⅡ ・N.S.プロ モーダス³ ツアー120(S)
GW~SW/クリーブランド RTX6 ジップコア(50・54・58度)・N.S.プロ モーダス³ ツアー120(S)
PT/オデッセイ Ai-ONE ♯7 S
BALL/スリクソン Zスター
※スペックは編集部調べ(12月1日時点のもの) ※1Wはネック調整でロフト8.5度→9.5度に調整
![画像: スリクソンZスター。ナンバーの42は自身の誕生日の4月2日から](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/12/10/58d10edbf7bd773190c7a4aa5b95149804941c71.jpg)
スリクソンZスター。ナンバーの42は自身の誕生日の4月2日から
週刊ゴルフダイジェスト2024年12月17日号「プロスペック」より(PHOTO/Hiroyuki Okazawa)