日本国内では“4大メーカー”という言葉が生まれるほど、カーボンシャフト市場は4社がほぼ独占状態だ。なかでも「フジクラ」は2024年のJLPGA、JGTOともに圧倒的なシェアを獲得しているメーカー。今回はその「フジクラ」直営の「フジクラゴルフクラブ相談室」でのフィッティングを3名にプレゼント! そのフィッティングを編集部員Hが体験したので紹介していこう。

「フジクラゴルフクラブ相談室」フィッティングは5ステップ

画像: 画像① シャフト交換/商品仕上がり後の宅配便には別途料金が発生いたします

画像① シャフト交換/商品仕上がり後の宅配便には別途料金が発生いたします

フジクラゴルフ相談室は現在6店舗あり、東京都は江東区に2店舗(木場店、フィットオンストア)、中野店の計3店舗、神奈川県の藤沢店、愛知県の名古屋店、大阪府の大阪店で営業している。それぞれの店舗に充実したフィッティング環境と専門スタッフが在中しているため、いつでもゴルファーにあったシャフトを提案してくれる。編集部員Hは左利きのため、左打席に対応している木場店へと向かった。(レフティは現状木場店のみ対応)

予約方法は、フジクラ公式HPからインターネット予約、電話予約のどちらかを選択して予約する方法がある。今回は電話で予約を取り、当日は約1時間のフィッティングを行いシャフト選定、シャフトが決まればその場で交換申込(※)を依頼して約7営業日で仕上がりとなる。
※工賃は別途発生

なお、シャフトの受け取りに関しては来店もしくは宅配便(有料)を選べるのも嬉しい。

大量のシャフトが並ぶ「フジクラゴルフクラブ相談室・木場店」

画像: 画像② レングスやフレックス違いなど、大量のフジクラ製シャフトがお出迎え

画像② レングスやフレックス違いなど、大量のフジクラ製シャフトがお出迎え

木場店へ到着すると問診票を記入。平均スコアやフィッティング対象となるクラブへの悩みや、方向性、飛距離など優先順位を決めることで自分が求めるシャフトが絞られやすくなる。ちなみに編集部員Hはドライバーの方向性に悩んでいるため「方向性」にチェックをして担当の高尾光昭さんに提出。

画像: 画像③ 担当してくれたフィッター兼クラフトマンの高尾さん。クラブバランスや振動数、総重量などを丁寧に測ってくれる

画像③ 担当してくれたフィッター兼クラフトマンの高尾さん。クラブバランスや振動数、総重量などを丁寧に測ってくれる

計測機器はツアープレーヤーからの信頼が厚い「トラックマン4」、そしてボールはプロ使用率トップを誇るタイトリスト「Pro V1」とまさにツアープレーヤーと同じ環境で試打&フィッティングが可能。自分が抱えている問題が丸裸になるので、自身のスウィング課題もわかる。

選ばれたのは「ベンタスブラック 7X」

画像: 画像④ フジクラ専用のドライバーヘッド(右用)/奥が199g、手前が201g

画像④ フジクラ専用のドライバーヘッド(右用)/奥が199g、手前が201g

試打の流れは最初にマイクラブで数球打ってデータ解析をしたのち、フィッターがデータやスウィングを見てシャフトを選定。高尾さんが見繕ってくれたシャフトは、今や男子ツアーで大人気の「ベンタス」シリーズ。ヘッドは左利きの場合は最新クラブ「ピン G430 MAX」で試打できる。また右打席ではフジクラ専用のドライバーヘッドが用意されており、気に入れば購入も可能だ。

画像: 画像⑤ 編集部員Hに渡されたのはベンタスシリーズの赤、青、黒の重量違い

画像⑤ 編集部員Hに渡されたのはベンタスシリーズの赤、青、黒の重量違い

高尾さんにベンタスシリーズを選んだ理由を聞くと、「フジクラのシャフトは大きく分けると2種類あり、『スピーダー』と『ベンタス』になります。エネルギーロスを少なく、そしてブレも少なくしたいとなるとスピーダーシリーズで賄うことは難しい領域になってきます。ベンタスシリーズでは “ブレ” と “エネルギーロス” の2つを改善してくれる特徴があるのでこちらを選びました」と語り、編集部員Hが悩んでいる症状をデータとスウィングを見て分析し、的確なアドバイスをしてくれた。

フィッティングの結果、方向性が約5ヤード中心に近づいた!

“画像⑤”にあるベンタスシリーズの3種類(レッド:先中/ブルー:中元/ブラック:元)から、マイクラブのシャフトに近い60Xのシャフトで試打を開始した。

『ベンタス レッド』は切り返しでヘッドがやや先に動くような挙動と、先が走るからかインパクト付近でかなり軟らかく感じてしまい断念したが、『ベンタス ブルー』は先端がレッドより締まり、手元側に軟らかさを感じる編集部員Hの好みに近いシャフトだった。切り返しのタイミングが格段に取りやすくなったこと、そしてハード過ぎずに先の動きを抑制してくれているので安心して振り抜くことができた。

続いてややハード気味の『ベンタス ブラック』を試打すると、3種類の中で一番硬く感じた。とはいえ、ただ硬いだけでなく、インパクト付近にかけてクラブヘッドを解放できるコントロール感が心地よく感じた。数値も悪くなく、このまま6Xで決まりと思ったが、高尾さんから「7Xでも合うんじゃないのでしょうか?」と提案が。

7Xは確実にオーバースペックだと思っていたが、振ってみると思いのほか良い……。適度な重さがスウィングプレーンをより安定させ、テークバックがゆっくりめな編集部員Hには一番タイミングが取りやすく、平均して方向性が安定していた。

画像: 画像⑥ 左がマイクラブのデータ(6X相当)/右写真がベンタスブラック(7X)

画像⑥ 左がマイクラブのデータ(6X相当)/右写真がベンタスブラック(7X)

方向性が安定した理由について高尾さんは、「フェースアングルが開いたり閉じたりしてしまうタイプのため、重さを利用してフェースアングルを安定させる効果があります。また6Xより7Xのほうがトラックマン上でのデータが良く、やや重ための重量ではありますがスウィングレベルの上達を見据えて7Xが良いと思いました」と話し、シャフトは「ベンタスブラック 7X」に決定。

7Xと聞くと男子プロのスペックだが、「今回は適正な重さでフェース管理をしやすく、そしてしなり過ぎないようなシャフトを選択しました。今後更に上達した場合は6Xなどにすると、シャフトがしなることによる『弾き』を利用して更に飛ばすことができます」と話し、“シャフトに仕事をさせる”とよく言うが、プロがあんなにも飛ばせる理由もなんとなく納得。

余談だが、『ベンタス ブラック』より更にハードで、見た目も好みの『ベンタス TR ブラック 7X』を試してみたものの、シャフトのしなりを使っている感覚が全くなく、テンプラとチーピンばかり。「オーバースペックの典型的な症状ですね」と高尾さんに言われ撃沈。

試打終了後、最後に長さとグリップを決め、仕上がりは約1週間後とのこと。

フジクラ「ゴルフクラブ相談室」は200本以上のシャフトの中から自身に合った最適なシャフトが提案され、初回は無料でフィッティングしてくれる。今抱えている悩みを専門知識を持ったフィッターに相談できる貴重な機会なので、ラウンドが少なくなるこの時季に試してみてはいかがだろうか。

編集部員Hが思うフジクラのフィッティングはココがすごい!

フジクラゴルフ相談室で感じたことは、“自分が”合うと思っているシャフトと、“実際に”合うシャフトは異なるということです。「力があるから重たいシャフト」など、個人的な経験とイメージでシャフトを選ぶ方が大半だと思いますが、実際には軽いシャフトのほうが良いデータが出る可能性もあります。スウィングタイプや体の使い方など、様々な視点から客観的に判断してくれるフィッターの存在は非常に重要だと感じました。

また、グリップの握り方やミスの傾向、プレーヤーの目標をしっかりと対話して導き出すので「このシャフトが良い! 」という満足感に繋がりました。フィッティングというと敷居が高く、「自分にはまだ早い」と思っていましたが、自分が心地いいと感じるグリップ、感覚でゴルフを楽しむためにもフィッティングをおススメします。

フジクラゴルフ相談室ではフィッティングして終わりではなく、クラブ相談などのアフターケアにも力を入れていることから、アベレージゴルファーはもちろん、初心者の方にも是非試して頂きたいです!

みんゴル読者3名にフィッティングチケットプレゼント!
(締め切りは12月20日23:59時まで)

いつも「みんなのゴルフダイジェスト」をご覧いただいているみなさんに、「フジクラゴルフクラブ相談室」からフィッティングチケット3枚をプレゼント! (※シャフト・グリップ・スリーブ込み)

応募は下記リンクから!

画像: reg34.smp.ne.jp
reg34.smp.ne.jp

※ここで提供いただく個人情報はフィッティングチケット発送のほか、弊社ゴルフ関連情報のご案内に使用させていただきます。ご承知おきください。
※フィッティングは2025年6月末日が期限となります。
※応募条件は下記フィッティングスタジオに来訪できる方でお願いいたします。
東京都(中野区・江東区)/神奈川県(藤沢市)/大阪府(箕面市)/愛知県(名古屋市)

ゴルフダイジェスト社が実施中のプレゼント企画(12月14日現在)

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