現在発売中の「月刊ゴルフダイジェスト1月号」は、毎年恒例の別冊特別付録“女子プロカレンダー”付き。2023年のJLPGAプロテスト合格者6名に登場してもらい、自分の“好物”とのツーショット(⁉)に挑戦してもらった。“みんゴル”読者には、カレンダーには掲載しきれなかったお話とアザーカットをお裾分け。第2回は、政田夢乃(まさだ・ゆめの)プロをご紹介!
 
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政田夢乃プロってこんな選手!

●まさだゆめの

2023年プロテスト合格(96期生)。2000年7月28日生まれの24歳・A型・北海学園札幌高等学校卒・北海道出身・154cm・インスタ「@yumeno__0728」/好物は「中華料理」/2024年のレギュラーツアーに出場し、『NEC軽井沢72ゴルフ』では2位タイ、『ニトリレディス』では4位タイと活躍し、今後に期待がかかる選手。

画像: 政田夢乃

政田夢乃

目標超えの一年間

ルーキーイヤーとなった今年、政田プロが出場したレギュラーツアーは20試合。そのうち予選落ちしたのは2試合のみ。さらにトップ10入りは5回と、大健闘した感想を聞いた。

「まさか自分がここまでずっとレギュラーツアーに出られるとは思っていませんでした。『ステップ・アップ・ツアーで優勝』を目標にしていたのが、レギュラーツアーに出られてしっかり予選を通過できているというのは良いことだなとは思います。
 
でも、出場するからには『上位にいきたい』という思いがあるので、学びの一年、いろいろ経験している途中という感覚です。最近はパターの調子が良く、茂木宏美さんに褒めていただいたりして、自信が付きました。 
 
しっかり打ち切れるパターがあるから、ショットでピンを狙いに行く自分らしい強気なゴルフができていると思います。消極的になって負けたり失敗したりするのが一番悔しいし、狙いに行ってそれができなかった時のほうが納得できる失敗になると思うので、ちゃんと強気でいくと決めているんです。
 
でも、悪いところもあります。球がピンサイドに外れてしまったら激ムズなアプローチになってしまったり……。そこはツアーに出ながら学んでいければなと。(フェアウェイキープ率が11位ということを伝えると……*取材時時点)私ですか⁉ あんまりフェアウェイにいる感じがしないんですけど(笑)。でも、ステップ・アップ・ツアーの試合会場って結構コースが狭かったり、山岳が多くて逆に難しいところがあるので、レギュラーツアーに行くとちょっと広く感じて打ちやすかったかも。ドライバーが打ちやすいコースが多かったですね」
*最終的にはフェアウェイキープ率は10位(73.0159%)

画像: 「最近はパターの調子がいいんです!」

「最近はパターの調子がいいんです!」

多くの人に声をかけてもらうということ

特に印象的だった試合は、7月に地元・北海道で開催された『ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ』だったそう。

「初日に小祝さくらちゃんと菊地絵理香さんと組み合わせが一緒だった時は、それがプロになって初めての地元開催の試合だし地元が一緒同士の組み合わせで、なんか『プロになったんだな』という感じがして楽しかったですね。
 
菊地さんとは一緒になったのが初めてだったんですが、話したらめちゃくちゃ優しくて、その後の試合でも話しかけてくださるんです。『今週、ホテル大丈夫?』とか、フフフ(笑)。ゴルフ以外のことも気にかけてくれます!
 
さくらちゃんとは国体も一緒に行ったし、え~、エピソードがいっぱりありますね(笑)。この時は、北海道開催の試合だったぶん、地元の応援団が結構いたので、『あの人来てるよ』みたいな会話をしました(笑)。バイト先(札幌リージェントゴルフ倶楽部)が一緒だったこともあり、共通の知り合いがいるんです。だから、『マスター室にいた人が来てるね~』とかって、めっちゃ人がいる中でも気が付いて話していましたね(笑)。
 
当時からいろんな人に応援してもらっていて。例えば『仕事してないで早く練習してきな』と言ってくれる事務の人だったり、一緒に働いていたおじいちゃんたち10人以上からお菓子をすごいくれたり、みんなが可愛がってくれていましたね」

画像: 「お菓子もたくさんもらいました」

「お菓子もたくさんもらいました」

プロになる前から多くの人たちに応援されてきた政田プロ。特に心に残っている言葉はあるのだろうか?

「いや、特には。なんかたぶんいっぱい声をかけてもらいすぎて、一つを選べないというか、一つ一つが自分にとっては大きいことなんです。『頑張れ』って言われるより『頑張らなくていいよ』と言われたほうが気持ち的には楽だけど、でもその言葉は嫌で言ってるわけじゃないからとか……。
 
試合中は、お客さんがいっぱいいるほど燃えて楽しくなっちゃうタイプで、『もっといいプレーがしたい』って思えます」

政田プロの“好物”について聞いてみた!

彼女の“好物”は「中華料理」! どんなところが好きなのか?

「今年は中華料理を食べると、試合の成績がなんかよかったんです(笑)。2位タイに入った『NEC軽井沢72ゴルフ』の時は、ホテル近くの中華料理屋さんに毎日通っていましたし、8位タイだった『リゾートトラスト』の時は、南京町(兵庫県神戸市にある中華街)で食べ歩きをしていたんです。中華料理を食べる時は、小籠包は大体食べます! 南京町には母と行ったんですが、お気に入りは『豚饅頭』。6個入りくらいだったんですが、4、5個は私が食べました(笑) 」

今回、撮影を行った千葉県にあるキングフィールズゴルフクラブには、一度来たことがあるという政田プロ。その時も中華料理がお目当てだったんだとか。

「『ご飯が美味しい』と聞いたことがあって『ここに行きたいです!』って、ラウンド目的じゃなくご飯目当てで連れて行ってもらいました(笑)。その時もチャーハンを頼んだはず。チャーハンだとお肉系のシンプルなチャーハンが好きですね」

画像: 大好物の中華が美味しいキングフィールズゴルフクラブ

大好物の中華が美味しいキングフィールズゴルフクラブ

取り組んでいる食トレはなし!

「ほっといたら2人前とか食べちゃうので食べ過ぎないようにだけ気を付けています。ツアーに出ると『夏バテで食べられなくなって細くなるよ』って言われてたんですけど、逆にお腹が空いて食べちゃって太っていくという(笑)」

見てほしい、私のプレースタイル

平均飛距離:235Y
「理想は250Y飛ばすことです。シーズン中は素振りやランニングに取り組むくらいしかできませんでしたが、オフの日は来年に向けて筋力をつけるなど体作りをしています。特にこの部分というのはありませんが、体感と下半身、背中を重点的にケアしてもらっています」

得意クラブ:9I以下のアイアン
「自分専用の『GCクワット』を買って練習するようになりました。同じ距離を打っていると徐々に打ててきてしまうので、75ヤード、95ヤードなど適当な距離を決めて一打ずつ打つようにしています。パターは、しっかり打ち切れるパターを頼りに、強気で攻めていくのが私流です」

政田プロに10の質問!

Q1. 嫌いな食べ物

とろろ・納豆

Q2. 自分の性格

マイペース

Q3. ストレス解消法

寝ること!

Q4. 変なこだわりや癖

なし

Q.5 練習で最初に打つクラブ/最後に打つクラブ

ウェッジ58度/気分次第

Q6. コンビニでついつい買ってしまうもの

ドライフルーツ・栗

Q7. 最近クスッと笑ったこと

とくにないかな…

Q8. 憧れのプロゴルファー

北田瑠衣

Q9. 移動中によく聴く音楽

ベリーグッドマン・マカロニえんぴつ

Q10. ルーキーイヤーを漢字一文字で表すと

「楽」ギャラリーの方がたくさんいる前でプレーできたり、自分がバーディを取れた時に盛り上がってくれるのが楽しいなと思えました。上位に行けたらもっと楽しいはず。

皆さんに一言

みなさん。これからも優勝、将来的には年間女王を目指して頑張るので引き続き応援をよろしくお願いします!

次回の第3回は、本明夏プロのインタビューをご紹介します。

PHOTO/Takaaki Miura
THANKS/キングフィールズゴルフクラブ
※月刊ゴルフダイジェスト1月号より一部抜粋

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