「まず足をピタッとそろえて両腕を胸の前でクロスさせましょう。そして角度で言うと45度くらいを目安に前傾姿勢を作ってください」(JJコーチ、以下同)

両足をそろえ、両腕を胸の前でクロスさせて前傾姿勢を作ろう
この状態が作れたら「右足を直線的に、できるだけ後ろへ下げてください」と続ける。
「まっすぐ、そしてできるだけ後ろに下げないと、効果的でなくなってしまいます。また右足でしっかりとつま先立ちすることもポイントですね。母指球がついて指で地面を押さえるような中途半端なつま先立ちでなく、指の先だけが地面に触れてかかとが上を向く形にしましょう」

片方の足をまっすぐ、できるだけ後ろに下げよう。このとき、右足は指の先だけが地面につく、しっかりとしたつま先立ちになっているのがポイント
そして先ほどまでの手順で作った姿勢を保ちながら「両肩を左右に回してみてください」とJJコーチ。
「前傾を崩さず、頭が動かないように、なるべく速く10往復くらいしてみましょう。もちろん下げる足を変えて左右どちらもやってくださいね。このストレッチ、体幹が鍛えられますし、『肩を回す動きに体が振り回されないようにする』という、ゴルフ全体に通じる動きが学べるのでビギナーの方はもちろん、経験者にもかなり有効ですよ」

姿勢をキープしつつ両肩を左右に、できるだけ速く回してみよう
JJコーチ曰く、このストレッチは「まだやさしいほう」。上級者になるとつま先立ちでなく足を浮かせたまま肩を回す動きをするのだという。
もちろん体幹が鍛えられていないと、最初はつま先立ちでもちょっと難しいが「逆に、できない具合がちょっと面白くて、ご家族の方と一緒にやっても盛り上がりそうです」とのこと。年末年始の休みの時期、家でゆっくり過ごす合間に試してみてはいかがだろうか。
協力/Tom's Bishon草加店