昨年の国内男女ゴルフツアーでのギャラリー数、TV視聴率を見ると――。まとめたのは大会主催者の団体であるGTPA(日本ゴルフトーナメント振興協会)だ。
画像: 女子の最多ギャラリー数はワールドレディスサロンパス(茨城GC西)、3万5380人で断トツの1位(撮影/姉崎正)

女子の最多ギャラリー数はワールドレディスサロンパス(茨城GC西)、3万5380人で断トツの1位(撮影/姉崎正)

男子ツアーは昨季24試合が組まれ、韓国で開催の2試合を除く22試合でのギャラリー総数は26万32人。23年の26試合合計25万4686人と比較すると5346人増。

4日間の総ギャラリー数トップ3は以下。3位はSansan KBCオーガスタ(芥屋GC)、2万1664人。アーティストによるライブなど斬新な取り組みが奏功か。2位、中日クラウンズ(名古屋GC和合)、2万2872人。大型連休と重なった初日は歴代最多となる4423人が来場。

1位は三井住友VISA太平洋マスターズ(太平洋C御殿場)、2万7449人。3日目にはシーズン最多の1万48人を記録。大会最多4勝目を飾った石川遼人気の賜物か。

一方、女子ツアーは37試合で、41万5998人のギャラリー総数を記録。23年の合計43万9451人に比べ、2万3453人減少。1試合あたりの平均でも昨年の1万1565人を下回った。最多ギャラリー数はワールドレディスサロンパス(茨城GC西)、3万5380人で断トツの1位。17年(4万1484人)に次ぐ大会2番目の動員数を記録した。

以下、日本女子オープン(大利根CC西)の2万523人、資生堂レディス(戸塚CC西)、1万9706人が続く。19試合の3日間大会では、住友生命Vitalityレディス東海クラシック(新南愛知CC美浜)、1万9365人がトップだった。

男女ツアーのTV視聴率(数字はビデオリサーチのデータを基にGTPAが作成)を比較してみる。

日曜日(最終日)の地区別平均を見ると、関東は男子3.0%(前年度3.6%)、女子4.5%(5.1%)、関西は男子2.8%(3.0%)、女子3.7%(3.7%)となっている。関西地区の女子の横ばいを除き、軒並み低下しているのは気になるところだ。

※週刊ゴルフダイジェスト2025年2月4日号「バック9」より

女子ツアーの2025年スケジュール

男子ツアーの2025年スケジュール

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