数年前から姉の明愛とともに米女子ツアー挑戦を表明、昨年12月の同ツアーQシリーズ最終予選会を2位で終え、今年から主戦場をアメリカに移す岩井千怜。クラブ契約はジュニア時代から使用しているヨネックス、パター以外の13本が同社のもの。
画像: いわい・ちさと/2002年7月生まれ。埼玉県出身。武蔵丘短期大学出身。8歳から双子の姉の明愛とゴルフを始め、埼玉栄高校へ進学しゴルフに専念。2022年NEC軽井沢72で初優勝、翌週のCATレディースも制し、2週連続優勝の快挙。通算7勝。今季から米ツアーに本格挑戦

いわい・ちさと/2002年7月生まれ。埼玉県出身。武蔵丘短期大学出身。8歳から双子の姉の明愛とゴルフを始め、埼玉栄高校へ進学しゴルフに専念。2022年NEC軽井沢72で初優勝、翌週のCATレディースも制し、2週連続優勝の快挙。通算7勝。今季から米ツアーに本格挑戦

画像: 45.75インチ、ヘッド体積450cc。「芯に当たった時の感触が良く、球が伸びて、スピン量も丁度いい」と太鼓判を押す。千怜もこのドライバーで時折、直ドラを披露する

45.75インチ、ヘッド体積450cc。「芯に当たった時の感触が良く、球が伸びて、スピン量も丁度いい」と太鼓判を押す。千怜もこのドライバーで時折、直ドラを披露する

ドライバーはEZONE GT タイプSで、パーソナルカラーのマゼンタ色のヘッドを使用している。
 
「好きなカラーがピンクなので、この色のドライバーで構えるたびにテンションが上がるんです。ピンクのクラウンに対して、フェース面は黒いので、フェースがはっきり見えて構えやすいです」(千怜)
 
かつては425ccサイズを使うなど小ぶりヘッドが好みで、昨年から使うこのタイプSも、若干小さな450ccのヘッド。性能については「イメージ通りのドローが打ちやすいドライバーです」と語る通り、フェアウェイキープ率はプロ入り以来、最高の数値(67.58%)をマーク。トータルドライビングでは22年が21位、23年が14位、昨年が4位と着実にレベルアップしているのがわかる。

画像: ロフト14.5度の3Wと18度の5Wを入れる。「振り抜きやすく、タイミングが合わせやすくて、飛距離が伸びました」と評価する

ロフト14.5度の3Wと18度の5Wを入れる。「振り抜きやすく、タイミングが合わせやすくて、飛距離が伸びました」と評価する

FWはロフト14.5度の3W、18度の5Wの2本でどちらもEZONE GT。姉・明愛同様にUTは入れず、ウッド系はドライバーとこの2本のみ。

画像: シャフトはレクシス カイザiの80グラム台のS。先調子系のシャフトで球を拾いやすく、高弾道が打ちやすい組み合わせ。試合では基本的に飛び系のEZONE GTは6Iを1本入れるが、練習日には5Iと7Iもバックインしてコースとの相性を見ていく

シャフトはレクシス カイザiの80グラム台のS。先調子系のシャフトで球を拾いやすく、高弾道が打ちやすい組み合わせ。試合では基本的に飛び系のEZONE GTは6Iを1本入れるが、練習日には5Iと7Iもバックインしてコースとの相性を見ていく

5IからPWは操作性と寛容性を兼ね備えた鍛造キャビティのEZONE CB511。このセットアイアンに加えて、飛び系アイアンのEZONE GTの6I(ロフト22度)をバッグに入れてUT代わりに使う。飛距離は180Y前後。男子プロ的なショットメーカーらしくアイアン重用のセッティングで、この点も姉の明愛と同様だ。

画像: 50・54・58度の3本。地面にソールをぶつけて、滑らせる打ち方をする千怜は大きめバウンスの12度。「3本ともに抜け感もスピン量も満足しています」(千怜)

50・54・58度の3本。地面にソールをぶつけて、滑らせる打ち方をする千怜は大きめバウンスの12度。「3本ともに抜け感もスピン量も満足しています」(千怜)

ウェッジはEZONE W501の50・54・58度の3本。シャフトはPWまでカーボンシャフトだが、ウェッジはN.S.プロ 950GH neoのSを挿している。ソール形状は大きなカスタマイズはなく、市販品と同じモデルを使っているとのこと。

画像: 「構えた時のライン合わせの段階でイメージを出しやすいんです」とアライメント部分はピンクと白のツートーンに塗装されている。「好きなカラーなので、構えるとウキウキします」と千怜の気持ちを上げるカラーリングだ

「構えた時のライン合わせの段階でイメージを出しやすいんです」とアライメント部分はピンクと白のツートーンに塗装されている。「好きなカラーなので、構えるとウキウキします」と千怜の気持ちを上げるカラーリングだ

パターはオデッセイのホワイト・ホット ブラックシリーズ#5のセンターシャフト。市販品はヘッド全体が黒いが、千怜のヘッドは中央のアライメント部分がラッキーカラーのピンクにカスタマイズされている。

姉の明愛同様に今のところクラブの変更はない予定。今年から挑戦するアメリカでの活躍に期待だ。

岩井千怜のクラブセッティング

1W/ヨネックス EZONE GT Type-S (9度)・レクシス カイザ L(5S)
3W/ヨネックス EZONE GT FW (14.5度)・レクシス カイザ L (5S)
5W/ヨネックス EZONE GT FW (18度)・レクシス カイザ L (5S)
6I/ヨネックス EZONE GT アイアン (22度)・レクシス カイザ i (8S)
5I~PW/ヨネックス EZONE CB511・レクシスカイザ i (8S)
GW~SW/ヨネックス EZONE W501ウェッジ (50・54・58度)・N.S.950GH(S)
PT/オデッセイ ホワイト・ホット ブラックシリーズ ♯5CS
ボール/スリクソン Z-スター XV
※スペックは編集部調べ(1月16日時点のもの)

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