実に総勢13名もの日本勢が参戦することでも話題の米女子(LPGA)ツアー。ツアーの一大勢力となった日本勢だが、過去2年の優勝者32名で争われる開幕戦にもっとも多く出場するのはどこの国の選手なのか? 出場予定選手の国籍から、LPGAの“勢力図”を占ってみた。
画像: 米ツアー開幕戦に出場する竹田麗央(TOTOジャパンクラシック優勝)、古江彩佳(エビアン選手権優勝)、笹生優花(全米女子オープン優勝)

米ツアー開幕戦に出場する竹田麗央(TOTOジャパンクラシック優勝)、古江彩佳(エビアン選手権優勝)、笹生優花(全米女子オープン優勝)

米女子ツアーの開幕戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」にはどこの国の選手が多く出場するのだろうか?

エントリーリストから探ってみると、世界ランク1位で昨シーズン年間7勝を挙げたネリー・コルダを筆頭に、ローレン・コフリン、ローズ・チャン、メーガン・カン、エンジェル・イン、アリセン・コープス、ベイリー・ターディ、アレクサ・パノ、シャイアン・ナイト、エリザベス・ソコルの総勢10名が参戦するアメリカ勢が圧倒的最大勢力であることがわかる。一時期は韓国勢に押されて元気のなかった印象のアメリカ勢だが、2位にダブルスコアをつける人数を開幕戦に送り込んできている。

アメリカに続くのが、ユ・ヘラン、コ・ジンヨン、キム・アリム、エイミー・ヤン、キム・ヒョージュの韓国勢と、チャネッテ・ワンナーサン、パティ・タバタナキット、ジャスミン・スワンナプラ、モリヤ・ジュタヌガーン、パジャレー・アナナルカルンのタイ勢で、いずれも5名が開幕戦にエントリーしている。韓国勢は納得だが、タイ勢の躍進もすごい。

アメリカ勢10名、韓国、タイ勢がそれぞれ5名。この3カ国で出場選手の6割超を占めているが、実はそこに次ぐ“単独4位”が日本勢。

エントリーしているのは昨年エビアン選手権でメジャー初優勝を果たした古江彩佳と全米女子オープンを制した笹生優花のメジャーチャンピオンふたり、さらに、TOTOジャパンクラシックを制した、竹田麗央もエントリー。竹田に関しては、大会の公式記事でも「TOTOジャパンクラシックでブレイクスルーの勝利を収めた新人リオ・タケダも、世界中で8勝を挙げた見事なシーズンを経て出場」と取り上げられており、注目度も高い。

<2名がエントリー>
オーストラリア(ハナ・グリーン、ミンジー・リー)、スウェーデン(リン・グラント、リネア・ストロム)

<1名がエントリー>
ニュージーランド(リディア・コー)、カナダ(ブルック・ヘンダーソン)、フランス(セリーヌ・ブティエ)、アイルランド(レオナ・マグワイア)、南アフリカ(アシュリー・ブハイ)

開幕戦の出場選手数は、そのまま長い2025年シーズンの勢力図となっていくのだろうか。トップ選手だけが集う戦いが、それを占う資金石となるかもしれない。

◆日本人3選手の初日スタート時間(現地時間)

古江彩佳:8時10分(日本時間午後10時10分)10番ティー

笹生優花:10時11分(日本時間31日午前0時10分)1番ティー

竹田麗央:10時22分(日本時間31日午前0時22分)1番ティー

撮影/大澤進二、南しずか

※2025年1月29日15時38分、一部加筆修正しました

2025年米LPGAツアースケジュール

世界イチのネリー・コルダが水着になった【画像あり】

This article is a sponsored article by
''.