
すぎうら・ゆうた/2001年9月生まれ。愛知県出身。福井工大付属福井高から日本大学へ。大学4年時にアマチュアとして出場したダンロップフェニックスで優勝しプロ転向。昨年の日本プロでプロ転向後初優勝

写真はソニーオープン・イン・ハワイの練習日のもの。今年初戦から新アイアンを投入。以前の使用モデルと比較して、ネックからリーディングエッジにかけての形状がよりすっきりした顔に見えて構えやすいとのこと
ハワイで開催されたPGAツアー第2戦、ソニーオープン・イン・ハワイに出場した杉浦だが、アイアンは以前までのJPX923ツアーではなく、バックフェースにMizuno Proと刻印されている新アイアンに替わっていた。ミズノのクラブ担当によると、(現時点では)『ミズノプロ プロトタイプ』とのこと。杉浦は元来、頻繁にクラブを変更するタイプではないが、昨年までのJPX923ツアーと比べて、「このアイアンはネックのグース感が控えめな顔になっていて、ひっかけを恐れることなく振り抜ける点が気に入ったポイントです」と投入を決め、4I~PWまでセットで入れている。シャフトはダイナミックゴールド EX ツアーイシュー。

学生時代に打ち比べて飛距離が気に入り現在も使用。シャフトはつかまりの良い先中調子のスピーダーで70グラムのフレックスXを挿す
ドライバーは契約外のキャロウェイ・パラダイム♦♦♦Sのロフト8.5度を9.5度に調整して使っている。数年前に、いくつかのドライバーを試打した中で、一番飛距離が出たのがこのドライバーだったとのことで、今季で、このドライバーを使用して3年目となる。

写真はウッド型3Uのミズノプロ UT。アイアン型の3Uのミズノプロ フライハイも入れて、ライや球の高さで2本を使い分ける。3Wを含めていずれも2019年モデル。気にったら長く使い続けるタイプだ
ユーティリティは形が異なるロフト19度の3Uを2本バッグに入れている。ウッド型は2019年モデルのミズノプロの3U。アイアン型はこちらも2019年モデルのミズノプロ フライハイの3番。長くクラブを使い込み、本人は「替えないのがこだわりのひとつ」と自分色に馴染んだクラブでプレーする。

ウェッジは2本態勢。スピン性能を評価し、ボーケイシリーズを愛用。52度はFグラインド、58度はMグラインド。シャフトはアイアンと同じダイナミックゴールドEX ツアーイシュー
ウェッジは52・58度の2本。いずれもタイトリストのボーケイSM10。アマ時代からボーケイシリーズを使っていて、ボーケイのウェッジだけはニューモデルが出たらその都度、更新するそうだ。

構えやすさとクロスハンドでのストロークでいいイメージが出しやすいとセンターネックをチョイス。昨年の平均パット数は1.737でツアー11位
パターはオデッセイのAi-ONE#5CSを使用。「クロスハンドグリップで真っすぐ引いて、真っすぐ押し出すのに相性がいい」とセンターシャフトが好み。
ボールはタイトリストのプロV1x。使い始めて今年8年目、絶大な信頼を置く。スピンの掛かり具合が特に気に入っているそうだ。
プロ2年目となる杉浦。新しいアイアンとともに勝利を積み重ねていくか。
1W/キャロウェイ パラダイム♦♦♦S(8.5度→9.5度)・スピーダー 757 エヴォリューションVⅡ(7X)
3W/ミズノプロ FW(15度)/スピーダー 757 エヴォリューションVⅠ FW(7X)
3U/ミズノプロ UT(19度)/スピーダー TR ハイブリッド(95X)
4I~PW/ミズノプロ プロトタイプ/ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー(X100)
AW・SW/タイトリスト ボーケイSM10ウェッジ/ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー(X100)
PT/オデッセイ Ai-ONE ♯5 CS
BALL/タイトリスト プロV1x
※スペックは編集部調べ
※ドライバーはロフト調整により8.5度を9.5度に調整
※スペックとスタッツは1月23日時点のもの
PHOTO/Blue Sky Photos