2023年のステップ・アップ・ツアー、京都レディースオープンでプロ初優勝を挙げ、昨シーズン、QTランク8位でレギュラーツアーに本格参戦するとトップ10入り8回、メルセデス・ランキング35位で初シードを獲得した小林夢果。ドライビングディスタンス5位、平均飛距離260ヤードの飛ばし屋だが、初優勝に向けプロギアの新しいドライバーのテスト現場に密着した。
初優勝に向け新ドライバー投入か⁉
スタッフが待つテスト会場にやってきた小林は、昨シーズンの開幕戦から使っている「RS Xシリ
ーズ」の「RS」ドライバーで数球打ってウォーミングアップ。そして、あえてスタッフが何も告げずに渡した新しいドライバーを打ち始めた。その1球目から「球離れが速い! 飛ぶ!」と驚いた様子。
測定器の推定飛距離は、どのショットも260ヤード超え。シャフトやウェイトを替えたり、鉛を貼りながらフィッティングを進めていった。まだシーズン開幕前のオフということもあり、最終調整まではいかなかったが、果たして開幕戦で彼女が手にするドライバーは? そして、この「RS SPEED」なるクラブの正体は?

出球と自分の感覚が合うようにプロギアのツアーレップ、中村好秀さんと話をしてフィッティング

昨シーズンのセッティング
RSドライバー(10.5度)
RS PROTOTYPE スリークローバーFW #3
RS FW #5
RS UT #4、#5
PRGR 01 IRON #6~PW
PRGR 0 TOUR WEDGE 50度、54度、58度
プロギア RS SPEED
テストしたドライバーは未発表モデルでソールには「RS SPEED PROTOTYPE♣♣♣」と記されていた。ソールのネック寄りとヘッド後方にウェイトが配されている。
PHOTO/Shinji Osawa
THANKS/ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー