タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第60回はキャメロンが納得した至極な1本をお届けする。

キャメロン氏納得の一本

写真は2007年に製作された、クラシックなイメージを醸し出すカーボンスチールの009である。

92009 SCOTY DALE /ブラックオキサイト仕上げのクラシックな009。009はニューポートタイプのツアーパターで、初期の009は基本的にカーボンスチール製であった。ネックに打たれたカールスバッドは、かつてキャメロンのスタジオがあった場所である

バンパー部分に刻まれた、「SCOTY DALE」の文字は、一世を風靡したクラシックパターへのオマージュを込め、キャメロン氏が納得した仕上がりのパターにのみ刻印するもので、この名の入ったパターは製作本数がとても少ない。

フェースに刻印された「SCOTTY CAMERON」の字間が、通常よりもかなり狭い。こんなところもファンのマニア心をくすぐる

さらに、009というモデル名は、かつてスコッティキャメロンのスタジオがあった住所の郵便番号下3桁の数字にちなんでいるのだが、このパターには上2桁の数字も刻印されており、その点においても非常に貴重な一本と言えるだろう。

黒のボディにイエローの文字は、01年に発売されたスタジオデザインシリーズではおなじみのカラーリングである。

画像: 7ポイントクラウンが、色とりどりのカラーであしらわれた、プロトタイプの革製グリップ

7ポイントクラウンが、色とりどりのカラーであしらわれた、プロトタイプの革製グリップ

ただ、この色の組み合わせの009はとても珍しく、イエローのヘッドカバー、同色の革巻きグリップ(プロトタイプ)とのマッチングも、オーナーお気に入りのポイントなのだという。

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

※週刊ゴルフダイジェスト2月4日号「キャメロンマニア宣言」より

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