2025年3月21日~23日、紫カントリークラブ すみれコースにて開催される国内女子ツアー「Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント」。大会昨年プレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!

3月21日(金)~3月23日(日)Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント

画像: 優勝トロフィーを持つ鈴木愛(撮影/大澤進二)

優勝トロフィーを持つ鈴木愛(撮影/大澤進二)

会場:紫カントリークラブ すみれコース/18ホール、6668ヤード、パー72
賞金総額:1億円、優勝賞金:1800万円

2025年大会は、主催はCCCMKホールディングス株式会社およびカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が務め、株式会社三井住友銀行が特別協賛として開催することが決定。それに伴いトーナメント名を「Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント」に一新した。

前回大会は鈴木愛が小祝さくらがプレーオフの末、勝利。そしてベストスコア賞では鶴岡果恋、ベストルーキー賞は菅楓華、ベストアマチュア賞は荒木優奈さんが獲得した。

プレーバック2024

画像: 小祝さくらとのプレーオフを制した鈴木愛(撮影/大澤進二)

小祝さくらとのプレーオフを制した鈴木愛(撮影/大澤進二)

荒天の影響で9ホールの短縮競技となった最終日、首位タイから出た鈴木愛が5バーディ、2ボギーの3アンダー。通算10アンダーで首位に並んだ小祝さくらとのプレーオフを制して、当時ツアー通算20勝目を2週連続Vで飾った。20代(29歳)での通算20勝到達はツアー史上9番目の年少記録となった。

前週から2連続優勝を飾り、ロレックスランキング(女子世界ランキング)当時18ランクアップの53位となり、2週前の83位から急上昇を魅せた。

主な副賞(2025)

・メルセデス・ベンツ日本合同会社提供:「メルセデス・ベンツ『The GLA』」
・野田市・ちば東葛農業協同組合提供:「野田市特産品『黒酢米』」
・株式会社ノルディスクジャパン提供:「ノルディスク製品(テント)」

特別賞

・ベストスコア賞:「Vポイント30万ポイント」
・ドライビングディスタンス賞:「Vポイント(ヤーテージ×1000ポイント)
・特別賞:「Vポイント100万ポイント」
・ベストルーキー賞:「Vポイント30万ポイント」

画像: Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメントの注目選手と昨年のプレーバックを紹介!【JLPGAトーナメント観戦ガイド】

プロゴルファー中村修が語る注目選手

「国内ツアー2戦目は千葉県『紫カントリークラブ すみれコース』で開催されます。今回もグリーンが硬くて速く、また傾斜が強いので絞ったエリアを狙っていける繊細なショットが求められると思います。ラフはそこまで長くはないものの、グリーン周りに定評がある選手が活躍しそうです。そして本日の雨によってプロアマ戦が中止となったため、体力的な不安も解消されつつありますので、ベテラン勢にもチャンスがあると思います」(中村)

佐久間朱莉

画像: AIG女子オープン2024での佐久間朱莉(撮影/姉崎正)

AIG女子オープン2024での佐久間朱莉(撮影/姉崎正)

プロフィール
3歳から競技を始め、男子プロのジャンボこと尾崎将司のもとで腕を磨く。2021年6月のプロテストにトップで合格。21年11月の下部ツアー「京都レディース」で優勝。24年は未勝利ながら国内ランキング8位に入った。

2025年度スタッツ
メルセデス・ランキング:15位
パーオン率:30位(59.7%)
フェアウェイキープ率:26位(75%)

中村のコメント
佐久間朱莉選手はダイキンオーキッドレディスの開催から約1週間の間、プチ合宿を通じて技術面はもちろん、スタミナ的にとてもタフになってきていると思います。そして昨日の練習日ではかなりショットも安定してきているので、合宿の成果を発揮できれば上位争いに絡めると思います。

勝みなみ

画像: AIG女子オープン2024での勝みなみ(撮影/姉崎正)

AIG女子オープン2024での勝みなみ(撮影/姉崎正)

プロフィール
2014年の国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」で史上4人目のアマチュア優勝を15歳293日という最年少記録(当時)で成し遂げた。19年は5月「パナソニックオープンレディース」を制して令和時代のツアー初戦を飾り、21年「日本女子オープン」で国内メジャー初制覇。同年10月「日本女子オープン」で史上3人目の大会連覇。米ツアー初優勝を目指し、USLPGAを中心に活躍している。

2025年度スタッツ ※米国女子スタッツ
CMEグローブ:32位
パーオン率:73位(68.8%)
フェアウェイキープ率:96位(64.3%)

中村のコメント
勝みなみ選手は米ツアーに挑戦中で、プレーの引き出しや技術面もさらに成長している印象があります。9日に行われたファウンダーズカップでは、ラウンド中にスウィングが小さくなっていたと気づき、その場で修正、反映させたことでスコアを伸ばすことに成功しています。今大会でも勝選手の修正力や経験を活かしたプレーに注目したいですね。

藤田さいき

画像: TOTOジャパンクラシックでの藤田さいき(撮影/大澤進二)

TOTOジャパンクラシックでの藤田さいき(撮影/大澤進二)

プロフィール
中学2年の時に父・健さんの影響でゴルフを始める。2006年にプロテスト合格。同年「プロミスレディス」でツアー初優勝。10年「日本女子プロゴルフ選手権大会」で国内メジャー初制覇。11年「富士通レディース」で5勝目。11年に結婚。22年「エリエールレディス」で11年ぶりのツアー6勝目。24年「富士フイルム・スタジオアリス」2Rでツアー史上最多の7度目のホールインワンを達成。

2025年度スタッツ
メルセデス・ランキング:21位
平均ストローク:21位(72)
フェアウェイキープ率:62位(66.0%)

中村のコメント
藤田さいき選手は第一線で活躍しているベテラン選手の一人ですが、トレーナーさんに食事管理をしてもらい体調にかなり気を遣っている選手です。昨日の練習でもアプローチやショットを調整できている印象がありましたし、適度にリラックスして取り組んでいる姿が印象的でした。これまでの経験を活かして活躍してほしいですね。

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