
女子ツアー2戦目初日、吉田優利が4アンダー2位タイスタート(撮影/姉崎正)
満足そうな笑みを浮かべた。
今季国内ツアー初出場で2位発進。最高に近い滑り出しに「今日はすごいいいプレーができましたし、自分がやりたいパフォーマンスを発揮できたと日だと思います」と舌の回転も滑らかだった。
2番でバーディが先行。3番をボギーとしたが、5番でバーディを奪い前半を1アンダーで折り返した。後半はいい流れを呼び込み、11番から圧巻の3連続バーディ。最後の13番は10メートルの長いバーディパットを決めた。
「球筋なり、イメージなり、ゴルフってボールを止めないといけないので、飛ばせばいいというものでもないから、最近すごく難しいなと思っていたんですけど、今日はそこがうまくいったかと思います。グリーンも本当にきれいなので、いいパットを打てば入るし、読み違えれば外すし、すごくシンプルなので、ストレスなく回れています」
昨年から米ツアーを主戦場に戦っており、今季は既に2試合に出場して23位、25位の結果を残している。今週は一時帰国しての国内ツアー今季初参戦。地元千葉県の出身ということもあり、初日から大ギャラリーの声援を浴びながらのラウンドとなった。
「アメリカにいるとこういう景色は見ることがないので、ホストと地元のダブルでやらせて、いっぱいの声援を受けましたし、自分もいいパフォーマンスで返したいなと思います」
首位の青木とは1打差。優勝すれば2023年ワールドサロンパスカップ以来通算4勝目となる。
「今日みたいなゴルフができれば、ある程度納得できると思うので、しっかり休んで明日の朝準備したいと思います」
妹のルーキー鈴(りん)も1アンダー8位発進。今週は姉妹でワンツーフィニッシュも夢ではない。