フィッティングスタジオでスウィングとシャフトのマッチングを分析!
東京や神奈川はもちろん栃木からトップアマが通う東京の町田にある「Golf Studio Y’sFactory」はメーカー公認の「ヨネックスフィッティングスタジオ」のひとつ。オーナーフィッターである山下博由さんは33歳からゴルフをはじめ、2年でスクラッチプレーヤーになった競技ゴルファー。そんな彼がショップに来るトップアマ(山下さんのいうトップアマとは「県アマを制すレベル」)と一緒に立ち上げたグループ「Team Y’s」は、統一のユニフォーム、ギアで各大会に出場するという。その統一ギアだがトップアマの集団なので成績も大事! そのため、「チームでお揃いはいいけど、自分たちが納得して気に入ったクラブでないと使用したくない」といい、いろいろ打ち比べを行ったという。
そして「Team Y’s」で使用するクラブに選ばれたのは何を隠そう「YONEX」。「公認フィッティングスタジオだから当然では?」と思うかもしれないが、そうではない。Golf Studio Y’sFactoryは、あらゆるゴルファーのニーズに応えるために、YONEX以外の製品も取り扱う認定店。それにも関わらず、山下さんをはじめ、チームメンバー全員が認めたクラブがYONEXなのだ。

東京都町田市にある「ヨネックスフィッティングスタジオ」の「ゴルフスタジオ ワイズファクトリー」
そんなYONEXを知り尽くした山下さんに先に紹介した海老澤愛泉さんとキャメロン・アイラさんのスウィングと、ドライバーシャフトの組み合わせを分析してもらった。なお、山下さんは「シャフトと選手のマッチングで重要なのは『切り返し』時の感じ方」だという。

キャメロン・アイラさんのドライバースウィング連続写真(P1・アドレス)

キャメロン・アイラさんのドライバースウィング連続写真(P2・シャフトが地面と平行)

キャメロン・アイラさんのドライバースウィング連続写真(P3・左腕が地面と平行)

キャメロン・アイラさんのドライバースウィング連続写真(P4・トップ)

キャメロン・アイラさんのドライバースウィング連続写真(P5・左腕が地面と平行)

キャメロン・アイラさんのドライバースウィング連続写真(P6・シャフトが地面と平行)

キャメロン・アイラさんのドライバースウィング連続写真(P7・インパクト)

キャメロン・アイラさんのドライバースウィング連続写真(P8・シャフトが地面と平行)

キャメロン・アイラさんのドライバースウィング連続写真(P9・手が肩の高さ)

キャメロン・アイラさんのドライバースウィング連続写真(P10・フィニッシュ)
「あくまでもスウィング写真を見ての判断ですが、キャメロン・アイラさんは自分でしっかりタメが作れるタイプです。そうなると、切り返し時に心地よいと感じるシャフトは粘り系ということになります。YONEXのシャフトでは粘り系といえば『レクシス[カイザ-HP]』。振りやすいクラブを選択されていることがわかります。ちなみに、調子やキックポイントで判断される方もいますが、しっかり剛性分布を確認してほしい。YONEXだと数値(低いと軟らかく高いと剛性が強い)で剛性分布を表現しますが、『[カイザ-HP]』は手元が“2”、中間が“4”、先端が“5”となり、手元が軟らかいシャフトになります。あとは、中学1年生でパワーはこれから付くと思うので、現時点では40g台のSシャフトは悪くないと思いますが、一方で数値に引っ張られるアマチュアゴルファーが多いのも事実。たとえば、『40S』や『4S』と表記されていても、メーカーによっては39gもあれば、別のメーカーでは50gの場合もある。しっかりと計測して、試打して決めないと『あれ、何か違う』ということになりかねないので、注意が必要です」
』(撮影/三木崇徳)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2025/04/02/65310774f1d34bfc50fcb17b52cfca094b92123d_xlarge.jpg)
キャメロン・アイラさんのドライバー『EZONE GT Type-D(9.0度)』×『レクシス[カイザ-HP](4S)』(撮影/三木崇徳)

海老澤愛泉さんのドライバースウィング連続写真(P1:アドレス)

海老澤愛泉さんのドライバースウィング連続写真(P2:地面とシャフトが平行)

海老澤愛泉さんのドライバースウィング連続写真(P3:地面と左腕が平行)

海老澤愛泉さんのドライバースウィング連続写真(P4:トップ)

海老澤愛泉さんのドライバースウィング連続写真(P5:地面と左腕が平行)

海老澤愛泉さんのドライバースウィング連続写真(P6:地面とシャフトが平行)

海老澤愛泉さんのドライバースウィング連続写真(P7:インパクト)

海老澤愛泉さんのドライバースウィング連続写真(P8:地面とシャフトが平行)

海老澤愛泉さんのドライバースウィング連続写真(P9:手が肩の高さ)

海老澤愛泉さんのドライバースウィング連続写真(P10:フィニッシュ)
「次に海老澤愛泉さんですが、力強いスウィングが特徴的で、インパクトでの力強さを大事にされていると思います。そうなると、インパクトで当たり負けしないシャフトを選びたくなる。『レクシス[カイザ-M]』は剛性分布が手元が“5”、中間が“3”、先端が“5”となり、手元と先端の剛性が強く、当たり負けがないので、スウィングとシャフトのマッチングはいいと思います。シャフトのことをわかっていないと、『当たり負けしないシャフト』=『重い&硬い』と思ってしまうのですが、彼女は『5R』を選択しています。Rというそれほど硬くないシャフトでも押し負けないインパクトが可能になっているのは、『[カイザ-M]』の特徴だと思います」
』(撮影/岡沢裕行)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2025/04/02/fdcc201544374c27e70c5a4dbcaeb67f9a4cf4fa_xlarge.jpg)
海老澤愛泉さんのドライバー『EZONE GT Type-S(9.0度)』×『レクシス[カイザ-M](5R)』(撮影/岡沢裕行)
YONEXのクラブなら「ヨネックスフィッティングスタジオ」へ
YONEXは「Golf Studio Y’sFactory」をはじめ全国の93店舗を、自社工場で所定の研修を修了したクラフトマンが常駐するコンセプトショップ「ヨネックスフィッティングスタジオ」として認定している。各スタジオでは、的確なフィッティングでゴルファーの最適な一本を提供するだけでなく、在庫次第ではあるが、クラブの組み立ては最速で即日対応が可能だという。
Y’sFactoryの山下さんは「YONEXのすごいところは、シャフトメーカーにまったく引けを取らないシャフトを自社で開発・製造していることです。それはドライバーシャフトだけでなく、アイアンシャフトも秀逸で、県アマ上位にいつも顔を出す常連さんも今度、リシャフト予定です」とYONEXのシャフトをべた褒めする。それもそのはず、YONEXではウッド用シャフトでは最軽量27.5gから80g台のXシャフトまで、アイアンでは40g台から120g台までと全てのゴルファーに対応できる「カーボンシャフト」を展開している。

アイアン用カーボンシャフトも多彩に取り揃える。画像をクリックすると全国のフィッティング開催場所を確認いただけます
www.yonex.co.jpまた、「ヨネックスフィッティングスタジオ」では、各種シャフトと岩井姉妹をはじめとするプロや、春高・春中ゴルフに出場した選手たちが使用するお馴染みの『EZONE GT』シリーズや『グラファイトハイブリッド鍛造アイアン』シリーズだけでなく、YONEXのスタジオ限定モデルなどのヘッドパーツを多数取り揃えており、YONEXを知り尽くしたに認定フィッターが個人個人に合った、オリジナルの1本に仕上げてくれる。
ぜひヨネックスフィッティングスタジオでYONEX製品を試打して、良さを体感してほしい。