富士フイルム・スタジオアリス女子オープン(石坂GC)が11日に開幕。今シーズンから米女子ツアーに参戦し、昨年のリコーカップ以来の国内ツアー出場となる竹田麗央は、プロアマ後に囲み会見を行った。
画像: 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン出場前の練習ラウンドを行う竹田

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン出場前の練習ラウンドを行う竹田

五輪より新人王より「毎試合毎試合」

調子について「ボチボチ」という竹田。移動距離が長い米ツアーから一時帰国しての国内ツアー参戦だが、疲れた様子は見られず、4月2日の22歳の誕生日には、お寿司屋さんで家族らと共に英気を養った。

「移動が長いと疲れがたまるので、その分練習をセーブしています」と体調面のコントロールにも少しずつ慣れてきたようだ。アメリカでの食事も「なんでも平気」といい、一軒家を借りて母親の手料理を満喫している。

10日、2028年に開催されるロス五輪のゴルフ競技に男女混合(ミックス)のダブルス競技が追加されることが発表された。竹田は中国で開催された「ブルーベイLPGA」で初優勝を果たし、ロレックスランキングを17位に上昇させ、3年後と先の話ではあるが、現在日本代表圏内の15位に近い位置にいる。

「五輪には絶対出たいという気持ちはないですが、その時期に代表に入れる位置にいたらいいなと思います。ただ、強いこだわりはありません」と話す。

また、現在米女子ツアーで新人王レースのトップに立っている竹田は、「1年間いいプレーができれば(新人王を)取れると思うので、あまりそこを目指すというよりは、毎試合毎試合ベストを尽くす感じです」と述べた。

五輪や新人王レースよりも、今大会。

「久々の日本ツアーですし、お世話になっている富士フイルムさんの大会なので、そこを含めて頑張りたいです」と、ホステスプロとして出場するこの大会で、世界でも通用する実力を日本のファンの前で見せてくれるだろう。

米ツアー参戦1年目で初優勝

米ツアーでも安定感を誇るアプローチ連続写真

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