富士フイルム・スタジオアリス女子オープンが11日開幕。女子大生ゴルファーの加藤麗奈がほろ苦いデビューとなった。

18歳になったばかりの加藤麗奈
大学ゴルフ部監督がキャディでサポート

スタートの10番ホールで緊張した様子の加藤麗奈。大学ゴルフ部の一反田拓三監督がキャディとして加藤をサポートした
1バーディ4ボギー1ダブルボギー「77」の5オーバーでホールアウトした加藤。
「ショットは良かったんですけど、パッティングの距離感がつかめなくて……。3パットもありました」
「ドキドキしてました」とデビュー戦という緊張感もあり、グリーン上でのパターを持つ手に狂いが生じた。
3月7日にルネサンス大阪高校を卒業し、今月、日本ウェルネス大学に進学したばかりの現役女子大生。3日に行われた入学式と日程が重なったステップ・アップ・ツアーでは32位。レギュラーツアーのデビュー戦は予選通過を目標に大学ゴルフ部の監督がキャディとして加藤をバックアップした。

右肩が下がらないようにインパクトする加藤
「監督のアドバイスで、ショットのイメージはすごく良くなっていたんです。ダウンスウィングで右肩が下がるクセを抑えて、インパクトまで肩の高さをキープしたまま振る意識を持つようにしたらミートが良くなりました」
初日はパッティングに苦しんだが、ショットの手応えをつかんだ加藤。パッティングのタッチを調整して、明日以降の巻き返しを狙う。