世界に一本のツイストネック

画像: 009 GSS/TWISTY:メタルフィニッシュのヘッドに、スコッティブルーの刻印が映える009。バックフェースに刻まれた「Acushnet」は、タイトリストブランドを有するアクシネットカンパニーの社名。029は、かつてスコッティキャメロンのスタジオが置かれていた住所の郵便番号下3桁の数字である

009 GSS/TWISTY:メタルフィニッシュのヘッドに、スコッティブルーの刻印が映える009。バックフェースに刻まれた「Acushnet」は、タイトリストブランドを有するアクシネットカンパニーの社名。029は、かつてスコッティキャメロンのスタジオが置かれていた住所の郵便番号下3桁の数字である

1.5ツイストネックが溶接で装着されたGSS(ジャーマンステレススチール)の009である。

銀のボディにスコッティブルーの組み合わせはいかにも美しく、貴重な「Acushnet」や「ペイントパレット」のスタンプもなかなかに趣深いのだが、注目はやはりツイストネックであろう。

ツイストネックは、ネック部分を熱し、それが軟らかくなっているわずかな時間に、手作業でねじって成形するという手法で仕上げられている。キャメロン氏は、その刹那にライ角も見た目も一発で決めてしまうというのだから、もう神業である。

ちなみに、1.5ネックは「サンタフェ」というモデル(近年は作られていない)に採用されていたネックである。オーナーはその形が好きだったので、サンタフェのイメージでこのパターを仕上げてもらったのだという。

フェースに刻まれた「1of1」のスタンプは、「世界に一本」という意味であろうか。オーナーの好みを反映したこのパターは、その名のとおりの一本に違いない。

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

※週刊ゴルフダイジェスト2025年4月15日号「キャメロンマニア宣言」より

関連記事はこちら!

This article is a sponsored article by
''.