アジアンツアー「インターナショナルシリーズ」とは、2022年からLIVゴルフとの提携によって創設され同ツアー日程に組み込まれた、全10大会からなるシリーズのこと。その一角として、今シーズンは「インターナショナルシリーズ ジャパン」が5月8日から千葉県・カレドニアンゴルフクラブで開催される。
インターナショナルシリーズとしては今シーズン3戦目となる同大会。日本での同シリーズの開催は今回が初。アジアンツアー自体の日本開催は2022年の「シンハン ドンヘ オープン」以来3年ぶりとなる。
アジアンツアーの強豪たちLIVゴルフメンバーら総勢156人の選手が出場予定で、日本勢からは石川遼らが参戦する。

インターナショナルシリーズ ジャパンに出場する石川遼
石川のアジアンツアー出場は今年3月の「ニュージーランドオープン」以来。インターナショナルシリーズには初出場となる。ほかにも蟬川泰果、杉浦悠太、小木曽喬、米澤蓮、片岡尚之、佐藤大平、今平周吾、そして日本人唯一LIVゴルフメンバー・香妻陣一朗も出場予定。

杉浦悠太の参戦も決定
インターナショナルシリーズ会長のラフル・シン は「インターナショナルシリーズ ジャパンでは、地元日本勢が圧倒的な強さを見せることが予想され、これは日本のゴルフファンにとって大きな見どころです。アジアで最も情熱的な市場の一つに、ワールドクラスのゴルフをお届けできることを誇りに思います」と述べる。
「この大会には世界的スーパースター、日本の有望な若手、そしてアジア各地からのトップ選手たちが、一堂に集い魅力的な試合が繰り広げられます。シーズン終盤には、誰もが羨むLIVゴルフリーグ出場権が懸かるため、すべてのショットが重要となり、熾烈な戦いが繰り広げられるでしょう」
同大会の賞金総額は200万ドル(約2億8400万円)と非常に高額、さらにインターナショナルシリーズの年間ランキング1位には翌年のLIVゴルフリーグへの出場権付与と、選手にとって新たな選択肢が広がる大会でもある。アジアンツアーメンバーやLIVゴルフ勢のプレーはもちろん、日本勢の活躍にも注目だ。
写真提供/アジアンツアー