まずは、19、20日にタイヨーGCで開催した「第2回フレンドシップマッチ」について報告しますね。19日のジュニアの部はお天気がよかったのですが、20日の大人の部はあいにくの雨で……でも、今年も楽しく盛り上がりましたよ! リピーターの方も新規の方も、沖縄はもちろん、県外からもたくさん参加していただき、とてもいいイベントになりました。「また来年も参加します」と言ってくださった方もいてとても嬉しかったです。
今回は基本、日米混合でペアリングしました。日本人って結構シャイであまりしゃべらない。でもせっかくの日米交流イベントですから。日本語が少しわかるアメリカの方もいて、楽しく話をしているように見えましたし、チーム戦でもあるので、ペアリングのおかげで豪華な賞品をもらえたと喜んでいる組もありましたね。県外の方には沖縄は米軍基地が多いから皆英語が話せると思われているみたいですけど、意外と接する機会は少ないんです。だからこういう交流イベントは必要だと思いますし、ゴルフだからできることだと思います。

ジュニアの部。皆楽しそう。ゴルフを通して、長く続く“友情”が生まれる日になりますように
今回は、大人の部の表彰式前のセレモニーで、沖縄出身の書道家さんにお願いして、息子さん2人のエイサーとともに習字で文字を書くパフォーマンスをしてもらったんです。短い時間でどんな言葉を書いてもらうか、私もいろいろ考えたんですけど、大会のテーマ(この連載のタイトルですね!)は「いちゃりばちょーでー」で、これは沖縄の言葉で「一度会ったら皆きょうだい」。これを使いたいなと思いました。「1回会ったらもう皆家族だよね」という感じなので、パネルには、真ん中に「We´re Family」と書いてもらい、左側には「会」、右側には「愛」と書いてもらいました。海外の方は漢字も好きですから。素晴らしいパフォーマンでした!
また、賞品は運営のМCCSと私で集めました。あしびなー(アウトレットモール)の商品券、ゴルフボールやピンのバッグなど。タイヨーCCのタオルやカート付きラウンド券などもありました。
参加しているアメリカ人はジュニアも含めてほぼ米軍関係の方です。ゴルフが上手い人もそれなりの人も……初めてプレーするお子さんもいましたよ。兄弟で参加した日本のジュニアが、「新しい海外のお友だちができた」と喜んでいたという話などを聞くと、やってよかったなあと思いますし、今年優勝した男の子は、今年トーリーパインズの世界ジュニアに出るんですけど、昨年この場で出会ったアメリカのジュニアとの交流が今も続いているそうです。

ラウンド後のパッティング対決でも真剣勝負!パーティのじゃんけん大会でも盛り上がりました
米軍関係のお子さんは、ラウンドするとき、基地の中にあるタイヨーCC、知花GCとパンヤンツリーGCの3つの選択肢しかない。日本の他のゴルフ場も回りたいと聞いたので、その日本の男の子を紹介したら、それ以降何度も一緒にラウンドしたそうです。6月には本国に帰るみたいですけど、今度はアメリカに遊びに来てほしいと言っていましたし、交流は続くのかなあと。この大会で生まれた交流が、世界に広がっていけばいいなと思っています。もちろん、来年も開催するつもりです。またいろいろな面でパワーアップしていきたいと思っています。
さて、沖縄では今回も、スウィングの課題を調整しながら練習やトレーニングをしています。ダイキンで一緒に回った比嘉真美子ちゃんとご飯を食べたりもしますから少しはゆっくりできるとも思っています。でも、新しいゴルフイベントの打ち合わせをしたり、沖縄で開催したいと考えているLETの試合について、コースやホテルの社長さんに話をするため自分でアポイントを取って会いに行く予定です。私は那覇観光大使をしているので、市長のところに表敬訪問に行くから、そのときにLETの新規試合のことも話したいと思います。あ、全然ゆっくりしてないですね(笑)。

習字とエイサーの親子コラボパフォーマンス。「皆さんにエイサーや文字の説明もしました」
そういえば今週末からゴールデンウイーク。沖縄のゴルフ場は混んでいるみたいですけど、いろいろなイベントもあるのでぜひ来てください。たくさんの花が見られる「花カーニバル」や、首里城は「夜首里城」で夜にライトアップしていますし、建設中の首里城は今しか見られないですから面白いと思います。そして「那覇まちま~い」は、ちょっと面白いスポットを地元ガイドさんが案内してくれます。ホームページでプランを選べますので、ぜひ見てみてください。では皆さん、よい連休をお過ごしくださいね。