先日、ゴルフ大好き芸人でもある岡田さんのお悩みをお伺いし、なんとゴルフイラストレッスンで問題の解決方法についてお話しさせていただきました。
岡田さんは、ベストスコア80台前半の腕前で、アウトサイドインの協会の会長と自負されている程のカット軌道が特徴です。

ゴルフ大好き芸人・岡田圭右(ますだおかだ)の悩み、アプローチでスピン量や距離感が安定しない原因と解決法は?
そんな岡田さんのお悩みは『アプローチは得意なほうですが、スピンがかかりすぎたり距離感が安定しません。安定させるにはどうしたら良いでしょうか?』ということでした。
今回は、番組でご紹介させていただいた内容をゴルフイラストレッスンで解説していきます。
まずスピンをかけたアプローチは、フェースの上にボールを乗せることが大切です。そのためには、グリップエンドがおへその方向を向くように(左の脇が開くことなく、締まったまま)スウィングを行います(イラストA)。
そもそも、この動きを習得するのが難しいのですが、岡田さんはこの動きが得意なようです!

イラストA:スピンをかけるアプローチを打つためにはフェースにボールを乗せることが重要。そのためにはグリップエンドがおへその方向を向き、左脇が締まった状態でスウィングすることが大切だ
岡田さんの課題はスタンスにありました。岡田さんのアプローチは極端なオープンスタンスが特徴です。この構えになってしまうと、どうしても体が左を向いてしまうので、クラブも一緒に左に振り抜くアウト軌道の構えになってしまいます。

極端なオープンスタンスで構えるとどうしてもアウトサイドイン軌道になってしまい、飛距離やスピンのかかり方に問題が生じやすい。軌道改善のためにスクエアに構えよう
アウト軌道が強くなってしまうと、ボールに右回転がかかってしまうので方向性が安定しません。また、左に振り抜くぶん、フェースも右を向きます。こうなってしまうと、クラブのロフトが寝てしまうので、ボールが前に飛ばなくなり縦距離も安定しなくなってしまいます。
このような場合は、アウト軌道の要素を減らしてあげることが効果的です。一番簡単なのは構えを調整することです。スタンスをスクエアに構えて、体のラインもスクエアに揃えます。こうするだけで、打ち方を変えなくてもアウト軌道が改善されるので方向性と縦距離も安定します。
それでもいまいち安定しない方は、ピッチエンドランがおすすめです! スクエアに構えたら、右足の親指から、中指の間の前でボールをセットします。ボールが右にあるぶん、クラブのロフトが立ち手元が先行するハンドファーストの構え方が完成します。

距離感を安定させるためにはピッチエンドランがおすすめ。ボールを右寄り、右足の親指から中指の前を目安にセットしてスクエアスタンスかつハンドファーストに構えて、ロフト通りに打とう
このアドレスの形を保ったまま、ストロークすることが出れば、クラブのロフトが寝ないので方向性や距離感が安定しますよ!
このレッスンの模様はテレビ東京『岡田圭右 ゴルフのノビシロ〜』にて5月7日(水)26時35分放送です! また2週間後にもBSテレ東土曜の朝7時30分で今回の放送があります。私自身が解説する初めてのゴルフイラストレッスンでの番組出演です! 是非ご覧ください!