バルカヌスの試打動画をさっそくチェックする
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youtu.be日本シャフトから発売されている”バルカヌス”は、飛距離に不満を持つアマチュアゴルファーの傾向を解析、弱点を克服するための飛距離特化型の新ブランドだ。神話に登場する神々の武具や道具を誂えた鍛冶神「バルカヌス」になぞらえ、年間延べ2000人以上のゴルファーと接して得たスウィングやニーズの傾向にアプローチして開発された。

バルカヌスに装着したのはキャロウェイ「エリート」ヘッド
コンセプトは、「そのままのヘッドで、スウィングを変えずに、持てるヘッドスピードの上限まで飛距離を引き出す」こと。
江澤プロはどう評価するのだろうか。
バルカヌスをさっそく試打
GD シャフトは打ってみないとわからないので、さっそく試打お願いします!
江澤 シャフトの違いを打ち比べるのはあまり得意ではありませんが、実際に打ってみると、きっと特色はわかれますよね。今回は日本シャフトのバルカヌスということで、楽しみです。
GD 江澤プロはシャフトに関していうと、超オーソドックスな癖のないシャフトが好みということですね。
江澤 そうなんです。先が走りすぎたり、手元が硬かったり……。そんな特色のあるシャフトは私のスウイングに合っていないみたいで。どちらかというと、いつもどおり振ったら、いつも通りのタイミングで降りてくる、いわゆるオーソドックスな癖のないシャフトが好きです。

江澤亜弥プロ
GD バルカヌスは、どんなヘッドやスウィングにも合うように設計されており、江澤プロ好みかと。打ってみての第一印象はいかがですか?
江澤 これは~!! シャフトのことがわからないと前置きさせてもらいましたが、これは打ちやすい! ヘッド&スウィングを選ばないシャフトというだけのことはありますね。
GD 打ちやすいとは、プロの感覚でいうと具体的にどういう感覚なのでしょうか?
江澤 普段50グラム台のシャフトを使っている私からすると、若干軽く感じるので、それが振りやすさに繋がっているんだと思うんですが、一言で言うなら、かなり「シャープ」に振っていける印象です。どちらかというと、硬めのイメージで、ダイレクトにヘッドがインパクトへ戻ってきてくれるといえば伝わりますか?
GD ヘッドが振り遅れたり、逆に走りすぎることがなく、普通に振ってもタイミングが取りやすいということですね?
江澤 そうです! タイミングを合わせやすいんです。だから、違和感なく振っていけるんだと思います。日本シャフトさんといえばスチールシャフトの印象が強かったんですが、このカーボンもニュートラルでいいですね!
GD では実際にデータを見てみましょう。
日本シャフトバルカヌスシャフトの試打データはこちら↓
バルカヌスシャフト | 1打目 | 2打目 | 3打目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|
弾道 | ストレート | ストレート | ストレート | ー |
ヘッドスピード | 37.7m/s | 36.9m/s | 36.8m/s | 37.1m/s |
ボールスピード | 53.0m/s | 52.4m/s | 51.6m/s | 52.3m/s |
打ち出し角 | 18.2° | 16.9° | 17.9° | 17.6° |
スピン量 | 2340rpm | 2170rpm | 2310rpm | 2273rpm |
キャリー | 188.7y | 182.7y | 180.4y | 183.9y |
総距離 | 213.1y | 210.3y | 205.5y | 209.7y |
江澤 まだシャフトに対して自分の好みがわからない、どのシャフトに変えたらいいかわからない……でも、いまのままだとモノ足りないからリシャフトしたい! という”リシャフト初心者”の方にオススメのシャフトです。ぜひ試打してみてください。

日本シャフトから発売中のバルカヌス
GD 癖のない日本シャフトバルカヌス。シャフトはどれがいいかわからないというゴルファーに一番に手に取っていただきたいシャフトだということでした。リシャフトの際に、ぜひ参考にしてみてください。
バルカヌスのスペックはこちら
製品名 | 長さ | 重量 | バランスポイント | トルク | 調子 |
---|---|---|---|---|---|
VULCANUS V300 | 46 | 41.0 | 51.2 | 6.2 | 先中 |